矢崎広、『鬼滅の刃』煉獄役に反響! 声優・日野聡の演技も研究し「無限夢列車」へ
「絶対に辞めない」という呪いをかけられた感じもありますが(笑)。
――矢崎さんは最初から俳優になろうと上京されていますから、もともと強い意志をお持ちだったと思いますけど、いい意味での呪いをさらにかけてもらったんですね。
そうですね。自分に期待をかけてくれる、いい出会いに恵まれたと思っています。数あるそうした出会いのなかのひとつのエピソードです。
○■もっといろんなところへ自由に行き来できる俳優に
――矢崎さんは、映像、舞台、ミュージカル、ナレーションなどさまざまな分野で活躍されています。だからこそのご自身の強みを感じることはありますか?
いや、強みなんてまだまだです。もっともっといろんな現場へ自由に行き来できるように、経験を積まなきゃいけないと思っていますし、知っていただく必要があると感じています。
ただ、おっしゃっていただいたように、確かにいろんな経験をさせていただいていますから、そこは自分の強みにしていけたらと思っています。
――コミックやアニメの舞台化は昔からありますが、いわゆる現在の2.5次元舞台の源流はミュージカル『テニスの王子様』あたりからかと思います。そのころから立たれている矢崎さんは、2.5次元舞台というジャンルにどんな思いがありますか?
僕がミュージカル『テニスの王子様』に出演していた頃は2.5次元舞台というジャンル自体の知名度が低かったですし、限られた人しか観ていない印象でした。