2022年9月13日 19:00
三山凌輝、『HiGH&LOW THE WORST X』天下井役で須嵜(中本悠太)に抱いた「すがる思い」
そうやって自分で考えたバックボーンがあるからこそ、作中では須嵜に対する時に、いつもの天下井じゃないしゃべり方をしていたりして、観ている方にも「そういうことだったのか」とわかっていただけるんじゃないかなと思います。
――実際、天下井は須嵜に対してどういう感情を持っていたと思っていましたか?
すがる思いはあったんじゃないかなと思います。天下井としてもどういう風に接すればいいかわからないという気持ちもあっただろうし、自分も天下井の役に入った時に須嵜とどう接すればいいんだろうと迷っていたけど、それが正解だった気がして。心を閉じているんだけど、須嵜に対してはどうしても出てしまうものがある。昔の自分を知られているからこそ出てしまうような、ふとした表情だったり、しゃべりかけた時の一言が他の人に対するのとトーンが違ったりとか、そういうところですね。
○■須嵜を受け入れた瞬間に、世界が変わる
――一方で、暴君としてのふるまいがあって、すごいこともされていましたが…。
やばいですよね……(笑)。でも、行動としてはすごいことしているけど、天下井はサイコパスだとかいうわけではなく、どこまでも人間として本気になっているからこそ、やってしまった。