くらし情報『窪田正孝、監督から評価された「狂気を孕んだ危うさ」複数の人生を演じ分ける』

2022年10月25日 07:00

窪田正孝、監督から評価された「狂気を孕んだ危うさ」複数の人生を演じ分ける

の「これ、大祐じゃないです」という衝撃的な一言により、「大祐」が別人であることが発覚する。大祐として生きた“ある男” ・Xとは一体誰なのか。その人物像は謎に包まれたままだが、場面写真からは彼が家族に温かな愛情を注ぎ、また家族からも愛されていたことが見受けられる。

NHK連続テレビ小説『エール』を1年かけて演じ切り、次なる挑戦の場として窪田が選んだのが本作だったという。作品の主軸となる「谷口大祐」、そして“ある男”・Xの姿、複数の人生を演じ分けるという難しい役どころとなったが、石川慶監督をはじめ妻夫木、安藤と共演できるならとすぐにオファーを受けた。

今回は脚本に向き合うために、あえて原作は読まず撮影に挑んだそうで「向井(康介)さんの脚本はあえて文字に感情を残さず、必要最低限の感情しか書かれてなくて、現場で体現した時に具現化されていく面白さがありました」と魅力を語った。また、窪田のキャスティング理由について、石川監督は 『ふがいない僕は空を見た』での演技が印象的だったと明かす。「狂気を孕んだ危うさみたいなものをやらせたら抜群。
抽象的な話を受け止めて、それを芝居として形にしている。非常に力を持った役者さんだなと思いました」と繊細な役柄を見事に演じた窪田を絶賛している。

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