2022年10月28日 10:00
妻夫木聡、ベネチア国際映画祭での反応に驚き「国境を越えるとこんなに…」
映画『ある男』(11月18日公開)のジャパンプレミアが27日に都内で行われ、妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝、眞島秀和、柄本明、石川慶監督、原作者の平野啓⼀郎氏が登壇した。
累計30万部を超える平野氏のベストセラー小説『ある男』を映画化した同作。妻夫木が主演を務めたほか、安藤、窪田、清野菜名、眞島、小籔千豊、仲野太賀、真木よう子、柄本ら日本を代表する俳優陣が集結した、「愛」と「過去」をめぐる感動のヒューマンミステリーだ。「第79回ベネチア国際映画祭」オリゾンティ・コンペティション部門への出品に続き、「第27回釜山映画祭」のクロージング作品にも選出され、海外で高い評価を受けている。
レッドカーペットが敷かれた壇上で妻夫木は、「撮影からもう少しで2年経つのですが、様々な映画祭を経ているので、まだ公開されていなかったのかというのが、正直な気持ちです」と撮影を終えてからのこれまでを回顧。印象的なシーンを聞かれると「柄本さんとのシーンでは、監督が挑戦的に撮影されていて。柄本さんに“食われる”とはこういうことかと……」と意味ありげにコメントした。一方の柄本は「覚えていないんですよね……。
本当に失礼なんですけど、今日監督が誰かもわからなくて(笑)。