目黒蓮、別作品の撮影中にプロデューサーの目に留まり『月の満ち欠け』オファー
俳優の大泉洋が主演を務める映画『月の満ち欠け』(12月2日公開)のメイキング画像が8日、公開された。
同作は佐藤正午による同名小説の実写化作。現代を生きる、愛する妻子を亡くした男性・小山内(大泉)と、27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角(目黒蓮)。無関係だった彼らの人生が、”瑠璃”(有村架純)という名の女性の存在で交錯する。
今回公開されたのは、三角哲彦を演じた目黒蓮のメイキング写真。廣木隆一監督とディスカッションする様子や、8mmカメラを手に持ち正木瑠璃(有村架純)を撮影するシーンの撮影風景などが切り取られた。
目黒は現在放送中のフジテレビ系ドラマ『silent』では若くして聴力を失い手話でコミュニケーションをとる青年役、NHK連続テレビ小説『舞い上がれ!』では主人公と同じ航空学校の学生役で登場し、日夜SNSのトレンドを賑わせている。今回演じた三角は、大学時代に正木瑠璃と許されざる恋に落ち、その後ある事をきっかけに突然主人公の小山内堅(大泉洋)を訪ねてくる役どころ。
実は、本作のキャスティングでプロデューサー陣が1番頭を悩ませていたのが三角のキャスティングだったという。なかなかイメージに合うキャストを見つけられない中、偶然別作品の撮影中の目黒蓮に目が止まった。プロデューサーは「カメラが回っていない時のオフの状態で、何気なく佇んでいた彼を見た時、三角がいた! と思いました。朴訥な雰囲気の中にすごく強い意志と熱いハートを秘めている目黒さんは、まさに三角でした」と明かし、廣木監督も「蓮君は現場では哲彦と瑠璃のシーンは、2人の関係が近くなっていく様をごく自然な芝居で表現し自分のキャラクターを守るように、他の人と口を利かずにすごく役に没頭していた。その佇まいが良い役者。彼女を失って一人涙を見せるシーンも素直に役に溶け込んでいて、印象的なカットになった」と太鼓判を押す。
また、キャスト陣からの評価も高く、共演シーンが多かった有村からは「お芝居経験がそんなにないとご本人はおっしゃっていましたが、全然そんな風には見えず、堂々と落ち着いていらっしゃいました。すごく“気持ち”を大事にされていて、一言一言を大切にセリフを言われる方だなと思えたので、瑠璃として気持ちを動かしながらやり取りができたと思います」、1日だけの共演だった小山内役の大泉も「哲彦とのシーンは僕も小山内として引き出されるものがあった」と目黒の芝居を絶賛している。
目黒は三角を演じるにあたり「役を作る時は大事な人たちを想像して、その人たちを一度心の中で消すというか……。実際に自分の身の周りからいなくなってしまったら? と細かい部分まで想像していました。そしたらすごく苦しくなったし、心が疲れました」と役作りを語っている。また、役柄を演じて感じたことについて「大事な人って簡単に一瞬でいなくなっちゃうことがあり、それで世界が変わっちゃうんだなと思いました。僕の年齢ではなかなか経験できないようなことを、哲彦を通じて経験できた気がします。目黒蓮としてでなく、哲彦としてしっかり見ていただけたら嬉しいです」とアピールした。
(C)2022「月の満ち欠け」製作委員会
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