2023年2月2日 11:30
広末涼子、キネ旬・助演女優賞スピーチで明かした葛藤「間違ってなかった」
女優の広末涼子が1日、都内で行われた「第96回キネマ旬報ベスト・テン表彰式」に出席し、助演女優賞を受賞した。
シースルーから美脚をのぞかせたシックな黒ドレスで登場した広末。映画『あちらにいる鬼』、映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』、映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』などでの好演が評価され、助演女優賞に選ばれた。
「長引くコロナ禍で映画やドラマの撮影がストップしてしまう中、役者という職業が必要なんだろうかと考えさせられる時期もありました」と切り出した広末。「でも、私が小さい頃から夢見たこの世界で、エンターテインメントがどれだけの人に勇気を与えるか、映画がどれだけ人の心に潤いや活力を投げかけてくれるか。私たちにとって、きっと大切なものがあると思って役者を続けてきました」と言葉を詰まらせながら吐露する。そして、「今回改めて、このずっしりと重いトロフィーをいただいたことで間違ってなかったなと感じました。これからも映画が人に元気を与えてくれると信じて、生きている限り、俳優を続けていきたいと思います」と力強く語った。
司会の笠井信輔アナウンサーから、『あちらにいる鬼』で不倫をする夫を咎めない妻を演じたことについて聞かれると、「廣木(隆一)