2014年4月17日 08:00
キヤノン「PowerShot G1 X Mark II」長期試用リポート第1回 - クローズアップレンズでマクロモードを強化する (1) マクロモードを使って植物の接写を楽しむ
キヤノンの高級コンパクトデジタルカメラ「PowerShot G1 X Mark II」」は、最短で5cmまで近寄って撮れるマクロ性能の高さが魅力のひとつ。さらに、レンズ前面にオプションのアクセサリーを装着することで、撮影倍率をいっそう高めることも可能だ。長期試用レポートの第1回は、強化したマクロモードを使って植物のクローズアップ撮影を楽しんでみよう。
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PowerShot G1 X Mark IIのマクロモードでは、ズームのワイド端で最短5cm、テレ端で最短40cmまで接近可能になっている。これは、ワイド端で20cmまでしか寄れなかった初代モデル「PowerShot G1 X」に比べて大きく進化した部分である。この接写能力は、たとえば植物をクローズアップで撮る際などに役に立つ。下の写真では、ズームのワイド端を使ってローアングルから花びらに接近することで、青空と植物の色のコントラストを際立たせている。
ただし個人的には、ワイド端の最短5cmは十分と感じるが、テレ端の最短40cmはまだ少々物足りなさを覚える。