2014年4月17日 10:02
テクトロ、オシロ用のIBIS-AMIとSパラメータモデリング機能をサポート
テクトロニクス社は4月16日、デジタル/ミックスドシグナルオシロスコープ「MSO/DPO70000」シリーズの解析システム機能を強化し、IBIS-AMI(Input/Output Buffer Information Specification - Algorithmic Modeling Interface)モデルとSパラメータを使用した、オンチップ半導体動作(ビヘイビア)のモデリング機能を追加したと発表した。
シリアルデータレートが高速化するに従って、ほとんどの次世代シリアル技術では、完全にアイが閉じている遠端での測定が必要になっている。そのため、測定前にはアイを開くため、イコライゼーションが必要となる。従来、数学モデルをベースとしたリファレンスイコライザでコンプライアンステストを行ってきたが、このイコライザはシミュレーションとの相関性に欠けており、現実の複雑な半導体動作を再現できなかった。これに対し、IBIS-AMIモデルは実際のレシーバ半導体のアーキテクチャを使用して設計されている。
IBIS-AMIのサポートは、SDLA Visualizer(シリアルデータリンク解析ビジュアライザ)