デビュー10周年の蒼木陣、『刀剣乱舞』を駆け抜けた日々は「一番の宝物」 ターニングポイントや舞台への思い語る
でも、半年ぐらい連絡を取らない期間もあったり、家族ってそんな感じですよね。
○■30代になって芽生えた心の余裕「ありのままの自分でいいと思えるように」
――今31歳ですが、30代になってから意識の変化はありましたか?
心に余裕ができたのは大きな変化だと思います。オーディションに落ちてもへこまなくなったというのも、心に余裕ができたからだと思いますし、ありのままの自分でいいんだなと思えるようになりました。――何かきっかけがあったのでしょうか。
この1~2年での変化ですが、これまでの経験の積み重ねで変われたのかなと思います。ソロ公演でも、ありのままの自分を楽しんでくださるファンの方々の空気を感じられて、そういった積み重ねが自分を構築してくれているのだと思います。
●「カーテンコールの時間が大好き」拍手に喜び
――今後はどういう風になっていきたいと思い描いていますか?
具体的なビジョンはないんです。出会うべきときに出会うべき作品や役、人と出会えると思うので。
今度、ミュージカル『時をかける少女』をやらせてもらいますが、今このタイミングでソロナンバーがあるミュージカルと出会えたことにも意味があると思っているので、そのとき出会えたお仕事と向き合っていったら、自然と楽しいと思える自分でいられるのかなと思っています。