くらし情報『危険と隣合わせの撮影秘話が続々! 黒部進や古谷敏らが振り返る『ウルトラマン』』

危険と隣合わせの撮影秘話が続々! 黒部進や古谷敏らが振り返る『ウルトラマン』

桜井は「ハヤタやアラシのような、怪獣のような男の子がいっぱいいたので大変でした」と、懐かしそうに振り返っていた。

最終話「さらばウルトラマン」については、空に帰っていくウルトラマンを子どもたちが見送るシーンの話へ。黒部は「熱いものがこみ上げましたね。現実でも子どもたちが、ああこれでウルトラマンとお別れなんだと胸を痛めたのではないかと思います。僕も、もうウルトラマンと会うことはないんだなと思いました」と思いを巡らせた。桜井は「実は私はさよならとは言いたくなかったです。だから監督の円谷一さんに号泣しろって言われたけど、泣かなかった(笑)」と意外なエピソードを披露。飛び去るウルトラマンを演じていた古谷が「あのシーンは飛ぶのが本当に大変だったんです。
桜井さんにさよならって言ってもらえたから飛べたんですよ!」と笑いながら裏側を明かすと、黒部が「ウルトラマン39話を支えた影の功労者は古谷さんだと思うんです」と感慨深く語っていた。

後半には、撮影当時の現場関係者に間近に接した人物として、円谷プロの大岡社長が登場。ミニチュアと大規模な火薬・ガソリンを駆使した第13話「オイルSOS」について、「撮影したセットは、この劇場ぐらいの広さがありました。

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