くらし情報『佐藤嗣麻子監督、映画『陰陽師0』は“呪術”にこだわり 夢枕獏と35年来の約束を叶え新発見の設定も』

2024年2月14日 08:00

佐藤嗣麻子監督、映画『陰陽師0』は“呪術”にこだわり 夢枕獏と35年来の約束を叶え新発見の設定も

佐藤嗣麻子監督、映画『陰陽師0』は“呪術”にこだわり 夢枕獏と35年来の約束を叶え新発見の設定も

漫画化やドラマ化、映画化、舞台化などあらゆるメディアミックスも多彩で人気を博す夢枕獏氏の小説『陰陽師』。この度、新たに俳優の山崎賢人(※崎はたつさき)が若き日の安倍晴明を演じる映画『陰陽師0』が4月19日に公開される。

○原作・夢枕獏氏からの「やってよ」から生まれた映画『陰陽師0』

今作は、『K-20 怪人二十面相・伝』『アンフェア』シリーズなどを手がけた佐藤嗣麻子監督が脚本・監督を務めたが、実は原作者の夢枕氏とは旧知の仲だという。「獏さんがまだ『陰陽師』を書く前から知り合いで。40年ほど前に『ファンです』と講演会に行きました。その頃は獏さんがまだ32〜3歳で、私は19歳の大学生。北海道で行われていた『日本SF大会 EZOCON』の運営委員だったので、SF畑の方たちとは仲良しでした。獏さんのサークルに呼んでいただき、入り浸るようになり、仲良しになって。
私も監督になり『陰陽師やってよ』と言われたので、『やるやるやる』みたいな昔の口約束だったんです」と佐藤監督。

また佐藤監督が「博雅の設定が間違っているのを発見した」という驚きの発言も。「獏さんは当初博雅を武士として書いていたけど、調べたら貴族だったので、獏さんと(コミカライズ担当の)

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