アンジェラ・アキ、楽曲担当『この世界の片隅に』は「舞台化した意味がある」役者陣も絶賛

ミュージカル『この世界の片隅に』の製作発表が20日に都内で行われ、昆夏美、大原櫻子、海宝直人、村井良大、平野綾、桜井玲香、音月桂、上田一豪(脚本・演出)が登場。また楽曲を担当したアンジェラ・アキが映像でコメントを送った。
同作はこうの史代氏による同名漫画のミュージカル化作。太平洋戦争下の広島県呉市に生きる人々の物語でありながら、つつましくも美しい日々とそこで暮らす人々が淡々と丁寧に描かれ、生きることの美しさが胸に迫る作品となっている。映画化、実写ドラマ化もされ、この度新たにミュージカルとして上演される。
○■ミュージカル『この世界の片隅に』で音楽を担当したアンジェラ・アキ
今回音楽を担当し、同作の楽曲を集めたアルバム 『この世界の片隅に』も発売するアンジェラは、アメリカの自宅スタジオからコメント映像を寄せた。「最初に上田さんの台本を読ませていただいた時に、もともと大好きだった原作の漫画の世界をこういう風に具体化するんだと、本当に感動したんです。読んだばかりなのに、目を閉じると舞台の上でどういうふうに繰り広げられていくのかがすごく見えてきて、自然にセリフとともに音も聞こえるぐらいすごくカラフルなわかりやすい台本だったんです」