2024年3月1日 04:00
舞台『千と千尋の神隠し』、ロンドン公演が想像以上の売れ行き SNS発信で新たな演劇ファンに期待
この作品についてはロンドンっ子のみなさん、そしてロンドンの劇場関係者でも非常に噂が流れて大変皆さん楽しみにされています」と現地でも期待されていることを明かした。
鈴木敏夫プロデューサーは、「初演から早2年、千尋が帰ってきました。今年2024年は甲辰の年にあたります。甲辰は挑戦して先行するという意味があるそうです。千尋を演じる川栄李奈、福地桃子さんをはじめ新たなキャストを迎え、演劇の本場ロンドンでも講演が予定されてるとのこと。単なる再演ではなく、まさに新しいことにチャレンジし続ける千尋、私も楽しみにしています。皆様もぜひお楽しみください」と、手紙を通じてエール。
東宝 松岡社長はロンドン公演決定について「決断をしたというよりも『決まりました。
よろしくお願いします』的な。私が断る余地もない素晴らしいプロジェクトだったと思います。」と会場を笑わせる。「ただ、ここまでチケットが売れるとは正直想像していませんでした。当初の予定よりも延長もすることになりました。ジブリのブランド、作品の威力は海外でも本当に通用するんだなと驚いています。ありがたいことに他の国の制作の方々からも多数お声がけを頂いているので、ジョンさん、今井さん、私どものチームが次はどういうふうにするのがいいのか、これからの展開を考えていけたらと思っています」