くらし情報『宮沢りえ、凛々しい青年貴族で存在感 舞台『オーランド』は「今までにない感覚」』

宮沢りえ、凛々しい青年貴族で存在感 舞台『オーランド』は「今までにない感覚」

と回顧。

「その時、演出の栗山さんが『始めから想像がつく事よりおもしろいでしょ?』といたずらっ子の様におっしゃったお言葉を信じ、もがきながら稽古を重ねてきました。彩の国で初日を迎え、本当に温かい拍手を頂いた時、作品を創ることの喜びと興奮を浴びた感覚でした。その事をエネルギーに1ステージ1ステージ大切に、観客の皆さんと『オーランド』を体験していけたらと思います」とコメントした。

今回、オーランドが各時代で巡り合う年代・性別の異なる複数の人物を演じ分けるウエンツも、東京公演開幕を前に「まず無事に埼玉で幕を開けられた事、ホッとすると同時にとても感謝しています」と心境を明かし、「振り返れば1カ月この迷路のような台本と格闘していたと思うと、人生で最も濃い1カ月だったんじゃないかと思います。栗山さんの指し示す道に自分のできる事を最大限詰め込んで、時に先輩方に甘えながら真っ直ぐ歩いてきました。今はやっと1つの扉が開いただけ、ここからもっともっと『存在』を強めていきたいです」と意気込んだ。さらに「この作品の魅力は余白がある事だと思います。
セリフは『詩』の様に沢山の意味を含んで、いまかいまかと発せられるのを待っています。

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