くらし情報『コンデジで運動会はバッチリ撮れるのか? キヤノン「PowerShot SX700 HS」で挑戦! (1) 20倍以上の高倍率ズームはもはや必須装備』

2014年5月27日 12:29

コンデジで運動会はバッチリ撮れるのか? キヤノン「PowerShot SX700 HS」で挑戦! (1) 20倍以上の高倍率ズームはもはや必須装備

会場の広さや撮影場所の自由度にもよるが、一般的には20倍以上は欲しいところ。保育園や幼稚園の園庭ならともかく、小学校の校庭ともなるとかなり広い。おまけに父兄席は生徒席の外側にあるのが普通で、見学(撮影)場所はきわめて限られる。光学ズームの倍率が高ければ高いほど(望遠側の焦点距離が長いほど)我が子の表情にグッと迫れる可能性は高くなる。

その点、光学30倍のズームレンズを持つPowerShot SX700 HSは十分な性能といえるだろう。それは、同地点から撮影した2点の写真を比べれば明らかだ。

スマホの写真でも運動会であることはわかるが、中央で何をしているかまではわからない。だが、PowerShot SX700 HSの写真では、騎馬戦や玉入れの熱戦の様子まで伝わってくる。
手ブレ補正の効きも良好で、描写クオリティとしても満足できる。

次に肝心なのはフォーカス(ピント合わせ)速度だ。この話は詳しく書くと長くなるので割愛するが、採用しているAF方式の特性上、多くのコンデジはフォーカス速度が(一眼に比べて)遅い。これが「コンデジは運動会が不得手」といわれる所以だ。一方、PowerShot SX700 HSのフォーカスは、アルゴリズムやメカ制御の改善により高速化されている。

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