“女優”藤吉夏鈴の魅力を、初主演作監督が語る「今後ほかの作品でも…」
■綱啓永(松山秋役)について
――綱さんの印象は?
綱さんは、すごく天真爛漫で明るくて、綱さんがいると現場が明るくなるので、彼がいてくれて本当に良かった! 綱さんは余計な説明をせずとも、感覚的に芝居を掴んでくれる、且つ、チャレンジ精神も旺盛な方なので「これやってみて」と言ったことを、「ああいいですね! やってみましょう!」と、軽いノリで演技にアプローチしてくれて本当に助かりました。個人的にすごく好きな役者さんです!
――現場で感じた綱の魅力は?
綱さんは、松山の傷ついた後のやさぐれている芝居と、高校一年生の時のピュアな芝居の演じ分けがすごい良かった。結衣が松山の家に行った時は高校生に見えず大人っぽくに見えたが、回想シーンでは、見た目も高校生っぽく見えるように髪型も変えてギャップを付けたんですけど、見た目以外でも切ない感じにやってくれて、しっかり高校生に見えたし、恋の始まりみたいな、演じ分けのいいお芝居をしてくれたなと思う。
■ゆうたろう(田島役)について
――ゆうたろうとの撮影エピソードはありますか?
「田島役は、ゆうたろうさんでどうか?」と聞かれた時に、「あ! いいと思います!」