“女優”藤吉夏鈴の魅力を、初主演作監督が語る「今後ほかの作品でも…」
と直感的に良いと思った。(ゆうたろうくんは)あの役をどういう感じで来るのかなと思っていると、髪の毛をもじゃもじゃパーマにして現場来たり、シャツをインしてきたり……と、あえて自分でやってみたりして、役作りをしてきてくれたので、それでやってもらった。彼の中で変化つけたかった、彼の中でビジュアルを変えるというところでスイッチがあるんだと思います。役作りでも爪痕を残そうとしてくれるのが嬉しかったですね。ゆうたろうさんがいると映画が華やかになった気がしますね。
【編集部MEMO】
映画『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる』は、日本大学藝術学部・映画学科に在籍中の宮川彰太郎氏が授業の課題で制作した1つの企画書を原案とした作品。文学オタクな高校1年生・所結衣(藤吉夏鈴)は憧れの作家・緑町このはが在籍しているという名門・櫻葉学園高校に入学し、文芸部の入部テストを受けるが、入部テスト中に新聞部の偵察ドローンが頭にぶつかり、入部の機会を逃してしまう。しかも肝心のこのはが正体不明の存在だと知った結衣は、文芸部部長の西園寺茉莉(久間田琳加)からも入部の条件として「このはの正体を突き止めてほしい」と頼まれ、情報を持っているという新聞部に潜入することに。