板尾創路、関西演劇祭への熱い思い「演劇を盛り上げていけたら」 生の舞台の緊張感や達成感にやりがい
そのためにも、いい舞台を作って、お客さんを喜ばせて、演劇って楽しいなと思ってもらえるようにしないといけないなと感じています。
――ご自身も舞台に出演されており、今年はヨーロッパ企画第43回公演『来てけつかるべき新世界』に参加されました。舞台のやりがいをどのように感じていますか?
劇場でお客さんの前でやるというのは、全然違う緊張感もあるし、達成感もあるし、やりがいはすごくあります。数カ月かけて1つの作品を作り上げると、仲間意識も出てくるし、より深く1つの作品にのめり込んでいけるという贅沢さもあります。
――今後、より多くの舞台に出演していきたいという思いでしょうか。
舞台は期間が長いので、何でもかんでもというわけにはいかないですが、この役やってみたいというものは積極的に出たいなと思います。
――約40年間芸能界で活動され、今年61歳を迎えられましたが、今のお仕事に対する思いをお聞かせてください。いろいろありましたが、この年齢になって、この芸歴になってくると、お客さんあってのことだというのがますます身に染みるというか、特に舞台は生のエンタメで、お客さんは高いお金と時間をかけて来てくださるので、それに見合うような感動や楽しさをお届けしないといけないなと。