くらし情報『インフルエンザ対策の新キーワード! 「フェカリス菌」の効果に注目』

インフルエンザ対策の新キーワード! 「フェカリス菌」の効果に注目

あるいは「感染後のみ」に投与した場合でも、まったく投与しなかったグループと比べるとマウスの生存率が高いという結果に。このことから、「フェカリス菌(FK-23)」は、インフルエンザの「予防効果」および「治療効果」が期待できると言える。また、今回の実験により、インフルエンザに感染する前から「フェカリス菌」を摂取すること、またインフルエンザに感染しても摂取し続けることの重要性が強く示唆された。

ちなみに、「フェカリス菌」は"加熱殺菌処理"をすることで、生菌以上に免疫向上効果が高まるという研究結果も出ている。「New Food Industry」(2006 Vol.48 No.9)に掲載された、ニチニチ製薬 中央研究所の実験では、「フェカリス菌」の加熱殺菌処理菌体は、生菌と比べて約3倍の免疫向上効果が期待できることが明らかになっている。

○医療の現場でも活用される「フェカリス菌」 - 現役医師が語るその有用性

胃腸を専門とする医学博士で、井の頭通りこう門科胃腸科 院長の大堀晃裕氏は、「フェカリス菌」摂取の有用性について、下記のように語っている。

◆現役医師も注目する「フェカリス菌」
インフルエンザ対策においては、うがい・手洗い・マスクなどの予防が重要ですが、それだけではなく、「免疫力」

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