繰り返し起こる「大地震」で家が「ゆれ疲れ」!? 地震に対する住宅の備え
補助金制度や所得税控除もあるので検討してみてはいかがでしょう。
一方で、耐震性能を維持するには、構造部材を劣化させない(腐らせない、錆びさせない)ことが必要です。そのためには、防水・防錆・防腐・白アリ対策などが重要になりますので、定期的に点検・補修を受けることをお勧めします。また、外壁材に隙間がないか、床下に水が溜まっていないか、土台が腐ったり錆びたりしていないかなど、ご自身で確認してみるのもよいと思います。
繰り返す地震によって起こる住宅の「ゆれ疲れ」。地震の多い日本では、ますますその対策が重要になってくる。いかに住宅に対する損傷を最小限にとどめるか……今後の地震対策においては重要なポイントになってくるだろう。