です。
2位は、柔道マンガとして異例のヒットとなった『YAWARA!』。谷亮子選手の愛称"柔ちゃん”もこの作品からつけられたことで有名です。このさわやかな青春マンガはアニメ化もされたため、「子どものころアニメを見ていた」という意見が多く寄せられました。
3位はサスペンス要素の強い『MONSTER』。医療倫理や家族の在り方など社会問題を描いたストーリーに「衝撃を受けた」という意見も。「心の奥深くを描き出している」、「勧善懲悪だけではない」複雑で上質なストーリーは浦沢直樹さんならではのもの。
4位は保険調査員の活躍を描いた『MASTERキートン』。
考古学者やサバイバル教官などの経歴を持つ主人公の魅力に加え、英国やイラクなどさまざまな国が登場するストーリーがこのマンガの面白さ。2011年8月から完全版が発売されているので、再度読み直してみるのもいいかも。手塚治虫原作の『鉄腕アトム』のエピソードをモチーフにリメイクした『PLUTO』は5位。ロボットの人権を描くことで「人間というものを考えさせられる」深い作品です。
男性ながらスポーツウーマンの気持ちをさわやかに描き、紛争や化学兵器、オカルト集団といった重いテーマを伝えることもできる浦沢直樹さん。