(25歳/印刷・紙パルプ/そのほか)
・「高級店での立ち居振る舞いがちゃんとできるなんて、育ちのいいお坊ちゃん・お嬢さまとしか考えられない」(24歳/学校・教育関係/そのほか)
・「育ちのいい人は姿勢がいい」(23歳/金融・証券/営業職)
総評
1位に選ばれたのは、78.2%もの支持を得た「食事の作法」。毎日のことだけに、ここができていないと育ちが悪いと思われてしまいます。「特に、披露宴でのテーブルマナーで分かる」という意見も。友達の結婚式に出席するときは、気を抜かずにいた方がいいようです。
2位の「言葉遣い」や5位の「あいさつ」は、子どものころからの習慣なので、付け焼き刃ではぼろが出やすいところ。丁寧な言葉遣いやはきはきとしたあいさつは、たしかに気持ちがいいものです。3位の「他人の家を訪ねたときの作法」については、「家に入るときの第一声から礼儀正しい」、「扉の開け方から違う」という意見がありました。同率4位の「公共の場所での態度」と「感謝、謝罪の気持ちの表現」は、どちらも思いやりの心があってこそきちんとできること。
「心を込める場面でこそ育ちが分かる」という意見に、育ちのよさの意味が集約されているようです。