昭和の残像 鉄道懐古写真 (48) 105系置換え直前の宇部・小野田線へ、旧型国電を撮りに行く
宇部電車区には、両運転台車のクモハ40とクモハ42が計5両配属されていました。
両運転台車は使い勝手がよく、基本的に本山支線の単行の他、2連の基本編成に連結した3両編成をはじめ、ときには非パンタ側の幌を活かし、基本編成に組み入れられることもありました。
宇部・小野田線の戦前形旧型国電の多くは、ここで紹介した写真の撮影から数日後、3月19~20日のわずか2日間でいっせいに105系に置き換えられ、引退となりました。
ただし、クモハ42は奇跡的に生き残ることに。
中でもクモハ42001は最後の旧型国電となり、2003年3月の引退まで、その活躍は70年におよびました。
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