農業の将来で不安に感じる事、約半数の学生が「放射性物質の影響」挙げる
は男性18.4%、女性6.4%と、こちらは男性の方が10ポイント以上高い結果となった。
反対に、農業や周辺産業への就職について、「どちらともいえない」「どちらかといえば就職したくない」「就職したくない」と答えた741名に、どのような環境や支援があれば農業に関わる仕事への就職を検討するか尋ねてみると、「安定した収入が見込めれば」が56.0%、「高収入が見込めれば」が33.6%と、収入に関する内容が上位を占めた。
全回答者に対し、農業や農作物について「日本が世界一優れている」と思うものを質問したところ、「食の安全(安全基準)」が最多で54.5%。
以下、「味」が51.6%、「国産品のブランド力」が39.3%、「品質管理(色・サイズなどの規格)」が32.7%、「農業技術」が30.1%と続いた。
逆に最も少ないのは「経営力(利益の上がるビジネスモデル)」で4.5%だった。
日本の農業の将来について、不安に感じることとしては、「後継者問題(人手不足)」が最も多く67.5%。次いで、「食糧自給力の低下」が62.2%、「原発事故による風評被害」が53.2%、「放射性物質の影響」が47.2%となった。