くらし情報『カレーを食べるとストレスが減る!? -カレー再発見フォーラム』

カレーを食べるとストレスが減る!? -カレー再発見フォーラム

実験の結果、スパイスなしのカレーを食べたグループから検出されたアミラーゼの量が、カレー群の被験者のものよりも多いことが判明した。

つまり、スパイス入りのカレーを食べた人のストレスが軽減していることが分かった。

また、唾液中のアミラーゼの量を調べる他に、安全で正確に脳波を測ることができるEEG(Electroencephalogram)という計測方法を用いて、スパイス入りカレーを食べた被験者の脳波を調べたところ、マイナスの数値が検出された。

数値がマイナスということは、やる気を維持できているということを意味する。

そして、カレーには疲労を抑える効果があることも判明した。

ストレスを感じている被験者にカレーの香りを嗅いでもらい、脳波を測定したところ、事象関連電位(ERP)と呼ばれる成分の振幅が大きくなることがわかった。

これは疲労が抑えられているということを意味している。

今回の実験により、カレーには(1)ストレス軽減、(2)やる気維持、(3)疲労抑制の3つの効果があることが判明した。
茂木氏は、「カレーを食べることでストレスを減らし、ポジティブな気分でおいしく夏を乗り切ってほしい」

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