2012年6月11日 15:48
中小企業の景況感、4~6月期は”マイナス20.0” - 7~9月もマイナス10.3予想
超に転じる見通し。
しかし、中小企業はマイナス10.3と、「下降」超で推移する見込みだ。
6月末時点の「従業員数判断」BSI(「不足気味」-「過剰気味」社数構成比)を全産業で見た場合、大企業がプラス0.4、中堅企業がプラス8.0、中小企業がプラス5.6と、いずれも「不足気味」超となった。
また、全産業の9月末時点の先行きについても、大企業がプラス1.1、中堅企業がプラス6.5、中小企業がプラス4.8と、いずれも「不足気味」超で推移する見通しとなっている。
2012年度の全産業の売上高に関しては、前年同期比2.9%(上期同3.5%増、下期同2.4%増の見通し)の増収を予想。
業種別に見ると、製造業が同3.1%(上期同3.4%増、下期同2.9%増の見通し)、非製造業が同2.9%(上期同3.6%増、下期同2.2%増の見通し)の増収を見込んでいる。
同じく2012年度の全産業の経常利益については、前年同期比6.5%(上記5.8%、下記7.1%の増益見通し)の増益を予測。業種別では、製造業が同5.7%(上期同2.8%減、下期同13.1%増の見通し)の増益、非製造業が同6.9%(上期同9.7%増、下期同4.4%増の見通し)