チップはいくら払えばいい? - 旅ライターが教える「海外旅行スマート術」
どのガイドブックにも書いてあるとおり、チップの額に決まりはない。
ニューヨークでは飲食代金の20%~30%ともいわれるし、住人たちが「世界一チップを払う」と自負しているカナダのケベック州ではなんと40%分ものチップを払う人がいるそうだ。
とはいえ、チップは受けたサービスに対して支払われるものなので、サービスが悪いと感じたら多く払う必要はない。
では具体的にどのくらい払えばスマートか。
例えば2人で$65の食事をしたとして、$70分の紙幣を支払ってお釣り分をチップとしてもかまわない。
この場合はちょっと少な目になってしまうが、あくまでも気持ちなので、ぴったり10%とか15%とか考える必要はない。
もちろん、とてもいいサービスだと思えば$80や$100を渡して「Keep change(釣りはいらないよ)」と言うのもいいだろう。
が、身の丈に合っていないとこれはあまりスマートには見えないので注意が必要だ。
お釣りを受け取らなくてもいい状態で、かつ自分のテーブルを担当している給仕人が忙しそうにしている場合、きっちり清算されるのを待たなくてもテーブルの上に代金を置いてそのまま立ち去ってもいい。