2012年7月31日 15:45
8月の金融政策・経済イベント~日米欧の金融政策に注目集まる
こうした期待が株式などのリスク資産の価格を支えていくとみられるほか、実際に追加の金融緩和が行なわれるようであれば、投資家心理は大きく改善するものとみられます。
また、8月8-9日には、日本銀行の金融政策決定会合が開かれます。
現在のところ、日銀が追加の金融緩和策を実施する可能性は低いとみられています。
なお、今年2月には、市場の期待が低い中、日銀による追加の金融緩和策が行なわれたことで、円安・株高の動きが強まりました。
足元で、円相場の高止まりが続いているほか、6月の消費者物価指数(生鮮食品除く)は、2ヵ月連続で前年同月比マイナスとなり、日銀の目指す「中長期的な物価安定のメド」とする1%から離れつつあります。
7月23日には野田首相と白川日銀総裁との緊急会談が行なわれていることなどもあり、日銀の動向が注目されます。
(※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。
)(2012年7月31日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。
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