館内の展示方法も工夫を凝らしてあり、小型のクラゲを観察するためのルーペコナーや、ミズクラゲの生活史と題した成長の過程を展示したコーナー、また、ミズクラゲに給餌しながらの解説も一日4回開催されており、一般の水族館には無い趣がある。
また、ほの暗い展示室にライトアップされた多数の水槽が並ぶ姿は神秘的ともいえる独特な雰囲気があり、その中でゆったりと泳ぐ半透明なクラゲに気持ちも癒されるのではないだろうか。
30種類のクラゲの中には日本から3,000kmも離れたパラオ諸島で採取されたものや、目の前に広がる日本海から採取されたものなどバラエティーに富んでおり、ギネス認定されるのもうなずける。
また、予約制でクラゲ学習会も催されている。
小学校低学年コース、高学年~一般コースに分かれており、高学年~一般コースでは近くの海岸でクラゲを採取して観察できるレクリエーションも体験できる。
ただし、レクリエーションのみ期間は5月中旬~6月末の開催となるので注意が必要だ。館内の神秘的な雰囲気に浸った後は、お子さまの夏休みの宿題のお手伝いでクラゲの生態を学習するのも良いのではないだろうか。
【拡大画像を含む完全版はこちら】
脱炭素社会の実現へ向け大きく前進 多元素酸化物触媒の常温常圧合成に成功