くらし情報『銀行トリビア (12) 円高が続いて注目の「外貨預金」、利用する上での”3つのポイント”とは?』

2012年8月13日 10:08

銀行トリビア (12) 円高が続いて注目の「外貨預金」、利用する上での”3つのポイント”とは?

銀行トリビア (12) 円高が続いて注目の「外貨預金」、利用する上での”3つのポイント”とは?
円高が続くと注目されるのが外貨預金。

利用したことがある人もない人も、どんな商品なのか、おさらいしておきましょう。

外貨預金は文字通り、外国の通貨でする預金です。

通貨の種類は、米ドル、ユーロ、オーストラリア(豪)ドルがメイン。

銀行によっては、ニュージーランドドル、英ポンド、香港ドル、スイスフランなどの預金を扱っているところもあります。

外貨預金のポイントは3つ。

金利、為替レート、為替手数料です。

まず金利について。


外貨預金は、その通貨を発行している国の金利をベースに金利が決まります。

かつてはどの国も日本より金利が高かったので、「外貨預金=高金利」というイメージがありましたが、リーマン・ショック後、先進国は軒並み利下げを行ったため、外貨預金の金利も大きく下がっています。

銀行によって多少違いますが、8月10日現在、米ドルもユーロも0.01%、豪ドルは1.5%程度(6カ月ものの定期預金の場合)。

今は、金利には期待はできない状況です。

次に為替レート。

外貨預金に限らず、外貨建ての金融商品は、為替相場の影響を受けます。

外貨預金を解約したときの為替レートが、預け入れのときより低くなっていると為替の差益が得られて受取額は増えますが、高くなっていると為替差損が生じて、預け入れたときより少ない金額しか戻ってきません。

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