くらし情報『鉄道トリビア (161) 山手線&大阪環状線「内回り・外回り」よりわかりやすい呼び方はある?』

2012年8月5日 09:35

鉄道トリビア (161) 山手線&大阪環状線「内回り・外回り」よりわかりやすい呼び方はある?

と表現する。

門前仲町駅なら「大門・六本木方面」「両国・春日方面」といった具合だ。

これなら行きたい駅の方向で判別できる。

案内されない駅へ行く場合には迷ってしまうかもしれないが……。

名古屋市営地下鉄名城線は「右回り」「左回り」を使っている。

これはわかりやすい表現だと思う。

名古屋市交通局によると、「東京や大阪の『内回り』『外回り』は高速道路や高架鉄道で景色もあり、位置関係がわかりやすい。

これに対して名城線は全線地下のため、『右回り』『左回り』のほうがイメージしやすいと考えた」とのこと。


もともと名古屋市のバスの環状路線が「右回り」「左回り」を採用しており、名古屋市民にとってなじみやすい点も考慮したという。

なぜバスが「右回り」「左回り」となったかは、昔のことなのではっきりしないようだ。

「右回り」「左回り」は外国人にもわかりやすいというメリットがある。

日本のように列車が左側通行ではなく、右側通行の国もあるため、「内回り」「外回り」では列車の運転方向が逆になってしまうからだ。

「時計回り」「反時計回り」のほうがもっとわかりやすいけれど、あまり使われないのは「反」

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