お金を稼げるワザが満載! ”大変な時代”を生きるための収入アップ講座 (2) 意外な方法で「大家」になれる! 元手をかけない”不動産投資”とは?
そこで不動産業者に相談したところ、「賃貸併用住宅」の存在を教えてくれた。
新築物件で、自分たちの居住スペース以外に賃貸スペースを合わせて作る。
住宅と賃貸を併用した物件で、ポイントは住宅ローンをそのまま賃貸物件購入の費用に充てられるというところだ。
「まず住宅ローンは融資が受けやすい。
普通のアパートローンの場合は収益性や大家としての経験などが厳しく審査されますが、住宅ローンなら通常の会社に勤めていて、ある程度の収入が確保され家計が健全であれば基本的には融資が下ります。
何よりアパートローンの金利は4~5%と高く、返済期間が木造だと22年までなのに対し、住宅ローンは金利は1%程度、返済期間も最長で35年と、ずっと有利な条件になっています」(川俣さん)川俣さんは「賃貸併用住宅」にすることで、約4500万円の物件のうち頭金400万円、残りの約4100万円を住宅ローンで借りることに成功した。
金利が安いため同じ返済額でも元金が減るスピードが、通常のアパートローンよりもはるかに早い。
しかも魅力的なのは、毎月のローン返済額よりも、家賃収入の方が高いことだ。
現在4部屋を貸し出していて、毎月家賃収入合計が20万5000円。