白元はこのほど、都内で親子向けに熱中症対策を呼びかけるイベント「~どこでもアイスノンPresents~ 知って、学んで、この夏の猛暑をのりきろう!!」を開催した。
ここでは、タレントの神田うのさんと医学博士の清益功浩さんによる、「『子どもの熱中症予防』スペシャルトークショー」の内容を紹介しよう。
高温の状況下では、人の体内の水分や塩分のバランス、調整機能(特に体温、水分、塩分調整)が崩れる。
熱中症は、これらの体内の障害によって起こる症状の一つなのだという。
体温が上昇した際、体は体温を下げる調整機構(自律神経)が機能し、発汗したり、皮膚の血管を拡張したりして熱を拡散しようとする。
これらがうまく機能しなくなったときに熱中症になってしまうのだそうだ。
熱中症の危険があるのは、気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日差しが強い、急に暑くなった環境などが挙げられる。
昨年の熱中症患者数は、8月にピークを迎えているという。
また発生場所としては部屋の中が多く、暑さのピークの14時~15時はもちろん、夕方の時間帯にも気をつける必要がある。
乳幼児は、「脱水になりやすい」「ノドの渇きの訴えがなく、自分で水分摂取をすることが困難」