これは太い!愛知の名古屋名物「きしめん」の極太麺をすすってきた!
が流行の最先端なのだろうか。
そう思い調査を開始した。
実は名古屋には「まるみ亭」という極太きしめんを提供する店があったが、数年前に惜しまれつつ閉店してしまった。
まるみ亭に代わる極太きしめんの店を探すと、それは名古屋市熱田区の中央卸売市場の中にあった。
その店の名は「まんてんうどん」である。
市場内の店らしく、営業時間は朝4時から昼の2時まで。
「はい、これがきしめんの麺」。
そう手渡された麺の幅を定規で測ると、なな何と、ジャスト3センチ!厚さも2ミリはあろうか。
太っ!これは予想以上だ……。
まんてんうどんの主人、大西景三さんに話を聞く。
ここで店を開いて9年になるが、実はそれ以前に、親御さんも別の場所でうどん店を営んでいたそうだ。
相撲が大好きで、力士にうどんをごちそうしたところ「普通のうどんは食べた気がしない」と言われ、発奮して開発したメニューがこの極太きしめんだったという。
それが20年前。「製麺屋に刃を特注して作ってもらった」というリキの入ったこのメニューは息子に引き継がれ、名古屋でも随一の極太麺として光を放っている。
普通のきしめんは平べったいので、うどんよりもゆで時間が短い。