グローバル化時代に必須! 続々と誕生の『海外送金サービス』、その現状は?
送金から最短数分で受取可能、などの特徴がある。
廿浦氏は、サービス開始にあたって重視したことについて、「多くの取引を無人で安定して処理するためのしっかりしたシステムのインフラ作り」と、「犯罪に使われるリスクの除去」を挙げた。
セブン銀行の海外送金サービスを利用するには、同社の口座を作らなければいけないが、犯罪のリスクの除去という点において、非常に有効だという。
手数料は、1万円までの送金手数料は990円、5万円までの送金手数料は1,500円。
「従来の銀行での手数料は金額に関係なく数千円がかかっていた。
例えば、少額のお金を送るのに数千円かかっていては、かなり高い。
そうした意味では、個人向けの手数料としてはリーズナブルになっている」(廿浦氏)。
また、提携しているのは、世界約200以上の国と地域に45万カ所以上の拠点を有する世界最大の送金サービスネットワークを持つウエスタン・ユニオン。
ウエスタン・ユニオンに決めた理由について廿浦氏は、「圧倒的なブランド力と拠点の数が魅力で、なおかつそれだけのインフラを持っているということは、多くのノウハウを持っているということ。
安定したサービスの仕組みを作るには、最大手と組む必要があった」