世界三大潮流のひとつ“鳴門の渦潮”をベストポジションで味わう方法
そのため、渦潮の発生場所は、流れの速い本流と穏やかな流れの境目付近ということになる。
なお、渦潮が見られる時間は数秒から数十秒と短いが、ひとつの渦が消えても次々に新しい渦がその周辺に生まれる。
大潮の際に発生する特別なものはさておき、満潮と干潮は1日2回ずつあるので、渦潮は毎日見ることができる。
渦潮の見頃については、鳴門市観光協会や観潮船のHPなどに掲載されているので参考にしてみよう。
渦潮を観賞するおすすめのスポットは、鳴門大橋に設けられた海上45メートルの高さがある「徳島県立渦の道」。
もしくは、衣服がぬれるほど間近に迫って観賞することができる「観潮船」に乗るのも手である。
観潮船は現在、2社が運行。
船の数は計3隻ある。
うち1隻は、亀浦観光港の観潮船乗り場から発着する、鳴門観光汽船の大型観潮船「わんだーなると」。
約400人乗りの大型船だ。
大迫力の渦潮の間近まで接近する同船からは、約30分かけて渦潮を観察することができる。大きな船のため渦潮のすぐそばまで近づいても揺れが少なく、また30分と時間が短いので船に弱い人でも安心して観潮できる。
乗船の予約は不要。