くらし情報『「金」は”バブル”なのか、長期的に”買い”なのか?--将来不安の20~30代が注目』

2012年9月14日 12:23

「金」は”バブル”なのか、長期的に”買い”なのか?--将来不安の20~30代が注目

金価格が調整局面に入ったタイミングでの購入だけに、長期的に見て、まだまだ金は上がると見ているのだろうか。

こうした中、年金不安を感じる若者が金投資への関心を深めているというニュースも話題を集めている。

今年5月に金、銀、プラチナの積立口座を始めた楽天証券では、7月末時点で口座数が約7000に達し、このうち全体の約4割弱が30歳代だったという。

わかりやすい金投資の解説で大人気のマーケットアナリストの豊島逸夫氏のセミナーも、最近、20~30歳代の参加者数が急増しているそうで、特に赤ちゃん連れのお母さんなどの姿も垣間見られという。

将来への資産不安の解決法のひとつとして金投資に注目している20~30歳代が増えているということだろう。

実際、金は値上がり益を得るためよりも、財産の1割程度など、リスク分散のひとつとして持つには価値がある。

欧米アジアなど、通貨の価値が不確定な昨今、無国籍通貨としての金の価値は見直されつつある。実際、エジプト不安、ギリシアショックなど、政情不安が起きるたびに、金が買われている。


信用不安がくすぶる通貨や国債から、発行元の破綻リスクがない、現物という裏打ちのある金に資金が移動しているというわけだ。

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