2012年9月27日 16:24
海外牛丼事情 (2) 吉野家にそっくり! タイの「牛野家」
牛丼の他にとんトロ丼、ネギトロ丼と丼ものがいろいろ。
カレーライスやうどんもあり、あの店とこの店を足したような……といったメニュー構成だ。
注文してから提供されるまでもほんの数分と、日本の牛丼店のスピードそのままだ。
ただ、ごはんがなぜか生ぬるく、あつあつ感がなかった。
ひょっとしたら、猫舌の多いタイ人に合わせてのことかもしれないが、単にその時たまたまだっただけかもしれない。
牛丼は、並の価格が140バーツ(約355円)と、本家(?)よりちょっと安いが、日本の他の牛丼チェーン店の平均と比べると高い。
客層は日本人、タイ人と半々のようで、1人~2人で立ち寄ってさっと食べてさっと出ていく、いかにも牛丼店らしい利用のされ方である。
薄いお茶のようなものも無料でサーブされる他、紅ショウガも盛り放題なところまで日本の牛丼店らしい感じがする。
ちょっと違うのは、紅ショウガが赤ではなくてあざやかなピンク色だったことくらいか。色が違うだけで味は普通の紅ショウガであった。
牛丼は肉の安さを感じるものの、それでもしっとりとやわらかく煮てあり、味付け自体は甘みのバランスもちょうどよい普通の牛丼だ。