芸術の秋、歴史と情緒あふれる兵庫県篠山の町屋を舞台に芸術作品が百花繚乱
を利用してオープンする。
「山猫軒」とは、宮沢賢治の童話「注文の多い料理店」に登場する森の奥の”一風変わった”レストランだ。
『篠山の山猫軒』では、宮沢賢治の作品世界とともに、兵庫×東北・岩手がコラボレーションするカフェ。
篠山の野菜と岩手の雑穀たっぷりのスープと天然酵母パンのランチプレート(各日限定20食)。
イーハトーブのお茶っこセット、篠山のおやつセット、黒豆茶などの限定メニューが楽しめる。
また、イベントもさまざま企画されている。
フェスティバル前半の9月15日(土)~17日(月)には、”山猫軒ワークショップ”として、料理研究家で宮沢賢治研究家の中野由貴さんを講師に迎えての「賢治の電器葡萄酒作り」。
宮沢賢治が詩人・草野心平にそのレシピを贈ったと言われる「電気葡萄酒」を、デモンストレーション形式で再現する。
さらにソープアーティストのクボノリコさんが里山の秋をテーマに手作り石けんを作る「どんぐり&きのこの石けん作り」や、アナウンサーの川邊暁美さんによる「雨ニモマケズ」朗読ワークショップが開催される。後半の22日(土・祝)は、篠山に近い三木市出身の「玉岡かおるさんのアート語り」