資生堂の美容液『新ル・セラム』の発売を記念したイベント「究極の一滴がいざなう物語」が2日、東京・神宮前で行われ、宮沢りえ、ディーン・フジオカ、山本美月、シシドカフカ、足立梨花、桜井日奈子、菊川怜らが登場した。資生堂のグローバルラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」は、肌本来の美を呼び覚まし、新しい輝きに満ちた肌に導く美容液「ル・セラムII」を新発売。それを記念し、生まれ変わった美容液「新ル・セラム」が導く世界観を体感できるポップアップイベントが9月3日より東京・神宮前で開催される。前日となったこの日は、メディア向けの先行内覧会とセレブリティレセプションが行われた。トップバッターはジャパンアンバサダーを務める宮沢りえが登場。この日のファッションについて「ナチュラルな素肌感を表現しつつ、輝きが表現できたら良いなと思ってこの衣装を選びました」と解説し、すでに使用したという新発売の美容液『新ル・セラム』について、「いつもお風呂上がりや洗顔後に一番最初に使うんですが、塗ったかのかな?と思うぐらい浸透が良くて、化粧水やパックの浸透が良いんです。これを塗らないと夕方疲れた顔になっているのかなと思うので、朝の一滴が夕方の底力になるのをすごく実感しています」と気に入った様子。同商品にちなみ「仕事で輝ける源は?」という問いには「作品を見てくださる方が人生のエッセンスになるように頑張るのが1番の源です。見てくださった方の心を揺さぶるようなお芝居がしたいっていう気持ちが一番の原動力になっています」と語った。また、輝き続けるために挑戦したいことは「私はプライベートでも意外とやったことがないことをやることが好きで、スポーツでは一昨年からスノーボードを始めました」と明かしつつ、「私は絵を描くことが好きなんですけど、絵の展覧会をいつか素敵な会場で出来たらというのが一番の夢だったりします。作品は描くとすぐあげちゃうので自分のところには残ってないんですけど、芝居と芝居の間に良く描いたりしています」と自身の展覧会を開催することが夢だという。「ポイントはやはりミニスカートです」と丈の短いセクシーなミニスカート姿で美脚をアピールした山本美月。髪の毛もショートにして「作品に入るのでばっさり切りました。でも数年前に短い時期があったので懐かしいな、という感じです」と髪を短くした当時の記憶が蘇ったとか。山本は昨年5月に第一子を出産し、現在は育児と仕事に奮闘中。「子どもが少し大きくなってきました。私は元々旅が好きで、色んなところへ子どもと一緒に旅をしたいなと思っています。一人で旅をするのは楽しかったんですが、子どもと一緒に旅をしたらもっと楽しいかな?って思うのですごく楽しみです」と子どもとの旅行を心待ちにしている様子だった。手話パフォーマンスユニット・HANDSIGNのTATSUと昨年結婚し、現在は新婚生活をおくっている足立梨花。「最近一番輝いたと思った瞬間は?」という質問に「私は去年結婚させていただきましたが、結婚式は今年4月に行いました。人生の中で一番輝いたんじゃないかなと思います。そこに来てくださった皆さんが私のことをたくさん見てくださって、一番のヒロインになれる瞬間だったので、式のためにお肌や身体を手入れしたので、その日が一番輝いたと思います」と幸せオーラ。休日は自宅でゲームや漫画を読むなどインドアな生活を送っているといい、「30代を超えてからこれじゃいかんと思い、最近ラジオ体操を1日1回はやろうと思って始めました。1日1回やるだけでジムに行かなくてもいいんじゃないかと。ちょっとずつ身体を動かすことに慣れていこうというマインドにも慣れました。これは私にとってすごくポジティブな変化だと思います」と前向き。「今年からというか今月からなんですけど。昨日からです(笑)。三日坊主にならないように続けていけたらと思います」と笑いを誘っていた。この日行われたセレブリティレセプションには、宮沢りえをはじめ、ディーン・フジオカ、山本美月、貴島明日香、増子敦貴、シシド・カフカ、宇垣美里、ヨンア、桜井日奈子、菊川怜、鈴木えみ、足立梨花、伊藤千晃、中川大輔、真飛聖、とよた真帆、久慈暁子、前田公輝、矢野未希子、桜田通が出席した。
2024年09月03日俳優の宮沢りえが2日、都内で行われたクレ・ド・ポー ボーテ『新ル・セラムPOP UPイベント 究極の一滴がいざなう物語』プレス内覧会に登壇した。ビジューきらめくシースルートップスで現れた宮沢は「テーマは特にないですがナチュラルな素肌感と輝きがを表現できれば」と衣装のこだわりを明かした。仕事で輝くための原動力を聞かれた宮沢は「物語のなかで役を生きることが仕事。作品を観てくださる方がいて観てくださる方の人生のエッセンスになるように頑張ることが源。観てくださった方の心が揺さぶられるようなお芝居がしたいという気持ちが原動力です」と力を込めた。また、今後、挑戦したいことは「プライベートでもやったことがないことをやるのがすきで、スポーツでも一昨年からスノボを始めたり。やってみたことのないことをしたい」といい、「絵を描くことが好き。展覧会をいつか、大きなすてきな会場でできたらいいな」と展望した。現在、作品のストックは「描くとすぐにあげちゃうので自分のところには残ってないんですけど」としながらも「芝居の間に描いたりしています」と声を弾ませていた。このほか、ディーン・フジオカ、山本美月、シシド・カフカ、とよた真帆、ヨンア、増子敦貴(GENIC)、久慈暁子、前田公輝、貴島明日香、足立梨花、菊川怜、伊藤千晃、宇垣美里、桜井日奈子、鈴木えみ、中川大輔、真飛聖、矢野未希子、桜田通が参加した。
2024年09月02日俳優の佐藤二朗、宮沢りえが29日、都内で行われた舞台『そのいのち』の制作発表会見に登壇した。宮沢は、「きょうは少し涼しく。きのうは『お暑い中お集まりいただきまして』というごあいさつを本当はしようと思っていたんですけど…。だいぶ涼しく、過ごしやすくなって。でも来ていただいて、ありがとうございます」と笑わせる。佐藤は「僕らは、取り上げていただかないことには、というのがあるので、ちょっとびっくりするぐらい多くの方に集まっていただいてて、すごくありがたいです。うれしいです。きょうはよろしくお願いします。あまりちょっとふける機会がないと思いますけど…」と恐縮しながらもあいさつした。難しい題材となる本作。「1つ、僕が好きな話があって。鍼ってあるじゃないですか。鍼がなぜ腰痛とか肩こりに効くかっていうと、鍼で傷をつけるからで、その傷を補おうとして血の流れが良くなって、結果として肩こりとかが治る。この話が本当に好きで。ちょっと大げさを恐れずに言えば、それが生きるっていうことなんじゃないかなっていう思いもあって。それで今回の本を書きました」と佐藤は語った。佐藤の印象について宮沢は「やっぱり私は役者さんである佐藤二朗さんのお芝居がとても好きで、映画もいつも映画館に見に行く。お芝居に感動することが多くて、二朗さんのファンなんです」と話し、佐藤はご満悦。続けて宮沢は「そんな二朗さんが12年ぶりに書かれた台本がうちに届いた時に、まず最初に心がワクワクした。どんな本を書いたんだろうと思って。最初は会話のテンポがよくて、ユーモアもあったりして。きっと大変だと思いますけど、その大変なことを乗り越えたいと思える戯曲だった」と明かした。オファーの経緯も佐藤が明かす。「『鎌倉殿の13人』で共演してる時にりえちゃんと僕の役は敵同士なので、あまり一緒のシーンはなかったんだけど、リハーサルで一緒になって。やっぱり宮沢りえは大きな存在なんで、思い切って脚本を読んでいただいてたんだけど、難しいだろうな、ものすごい暗い話だしって思ったら、りえちゃんは『楽しみにしています』と言ったから、もうすぐプロデューサーに『宮沢りえ、やるかもしれない!』みたいな。その後も、なんとか口説きたいから酔っぱらって、1回長文のメールをした。『僕らは大きな座組を作ってやるのもいいけど、僕ら自身でムーブメントを起こそうよ』みいな次の日の朝見たら『キャー!』となるぐらいの長文のメールも送った。『ごめん、酔っぱらってた』と言ったら、りえちゃんは笑ってましたけど(笑)。最後は『そそられます』と言ってくれた。しかも、りえちゃんは『ちょっと、この言い方が適当かどうか、わからないけど、そそられます』って遠慮がちに言った。その瞬間、この俳優は信用できるなって思ったんですね」と感謝。佐藤の共演者愛あふれるコメントに宮沢は「大事にしてくださってありがとうございます」とほほえんでいた。佐藤にとって12年ぶりの書き下ろした新作戯曲。ミュージシャンの中村佳穂の楽曲「そのいのち」(2018)にインスパイアされ執筆した。介護ヘルパーとして働く山田里見と、その雇い主で障がいを持った相馬花とその夫・和清の穏やかな日々、そして、あることをきっかけにその穏やかな関係が徐々に狂い始めていく。「持つ者」と「持たざる者」の間にある埋めようのない「溝」を描く。11月9日から17日まで世田谷パブリックシアターで上演。その後、兵庫・宮城と巡演される。
2024年08月29日俳優の佐藤二朗、宮沢りえが29日、都内で行われた舞台『そのいのち』の制作発表会見に登壇した。宮沢は、「きょうは少し涼しく。きのうは『お暑い中お集まりいただきまして』というごあいさつを本当はしようと思っていたんですけど…。だいぶ涼しく、過ごしやすくなって。でも来ていただいて、ありがとうございます」と笑わせる。佐藤は「僕らは、取り上げていただかないことには、というのがあるので、ちょっとびっくりするぐらい多くの方に集まっていただいてて、すごくありがたいです。うれしいです。きょうはよろしくお願いします。あまりちょっとふける機会がないと思いますけど…」と恐縮しながらもあいさつした。難しい題材となる本作。「1つ、僕が好きな話があって。鍼ってあるじゃないですか。鍼がなぜ腰痛とか肩こりに効くかっていうと、鍼で傷をつけるからで、その傷を補おうとして血の流れが良くなって、結果として肩こりとかが治る。この話が本当に好きで。ちょっと大げさを恐れずに言えば、それが生きるっていうことなんじゃないかなっていう思いもあって。それで今回の本を書きました」と佐藤は語った。宮沢を「信用できる役者」とする佐藤。その理由も説明した。「言っていいのかな…。もしちょっとダメだったら、後でカットしてください」としつつ佐藤は「『ルイスと不思議の時計』という作品で、僕がジャック・ブラックの声を吹き替えて、りえちゃんがケイト・ブランシェットの声を吹き替えた。それで初めてお会いした。そのレッドカーペット取材の時に若い記者さんが、ポンコツマジシャンにかけて、おそらくそんなに悪気はなかったと思うんだけど『ポンコツマジシャンにかけて、お互いがポンコツと思うところは、どこですか?』と言ったら、僕が隣にいて、ずっとにこやかに答えてたりえちゃんの顔色がちょっと変わったのを感じたんです。『共演者をポンコツと思って演じている俳優なんか誰一人いませんよ』と怒ったんですよ。『ちょっと質問がくだらない。はい、次』となって。で、袖に行ったら、りえちゃんが『怒っちゃった!』と言っていた」と“事件”を振り返る。「その時に最初に『この人信用できるな』と思った」とした。宮沢は「“ピー”ですよ」としたが「あまり(記憶が)ないんですよね」と照れ笑い。佐藤は「ないのか!あの時の記者さん、直立不動だったのに!」と驚いていた。佐藤にとって12年ぶりの書き下ろした新作戯曲。ミュージシャンの中村佳穂の楽曲「そのいのち」(2018)にインスパイアされ執筆した。介護ヘルパーとして働く山田里見と、その雇い主で障がいを持った相馬花とその夫・和清の穏やかな日々、そして、あることをきっかけにその穏やかな関係が徐々に狂い始めていく。「持つ者」と「持たざる者」の間にある埋めようのない「溝」を描く。11月9日から17日まで世田谷パブリックシアターで上演。その後、兵庫・宮城と巡演される。
2024年08月29日宮沢りえが主演を務める『そのいのち』のメインビジュアルが公開された。本作は、佐藤二朗がミュージシャン・中村佳穂の楽曲「そのいのち」にインスパイアされ、12年ぶりに書き下ろした新作戯曲。介護ヘルパーとして働く山田里見(宮沢)と、彼女の雇い主で障がいを持った相馬花とその夫・和清(佐藤)は穏やかな日々を過ごしていたが、あることをきっかけにその穏やかな関係が徐々に狂い始めていく。「持つ者」と「持たざる者」の間にある埋めようのない「溝」。それを前にした時に、3人が選んだ衝撃の結末とは――。また新キャストとして、相馬花役を第30回日本映画批評家大賞 新人女優賞、第75回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞を受賞し、2020年公開の映画『37セカンズ』で主演を務めた佳山明、NHKドラマ『真ん中のふたり』の主演を務め、5月にNHKで放送された土曜ドラマ『パーセント』に出演し注目を集める上甲にかがWキャストで演じることが決定。そのほか、鈴木福の弟で、ドラマやバラエティなどで活躍している鈴木楽をはじめ、今藤洋子、本間剛が出演する。併せて佐藤、佳山、上甲によるコメントが到着した。『そのいのち』は、2024年11月9日(土) から17日(日) に東京・世田谷パブリックシアター、11月22日(金) から24日(日) に兵庫・兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール、11月28日(木) に宮城・東京エレクトロンホール宮城で上演される。■佐藤二朗(相馬和清役・脚本)コメント最初はハンディキャップを持たぬ女優さんにお願いするつもりだった。なのに、佳山さん、上甲さんにオファーした理由はいくつもある。差別なく共生できる世界を?社会的意義?負を力に変えて欲しい?彼女たちの「演技をしたい」という熱に心が動いた?全部、その通り。しかし、どの理由よりも強い理由がある。「作品のために」。荒波、承知。しかし座組全員一丸となり、この荒波を乗り越えたい。車椅子のふたりとともに。「作品のために」。きっと僕らの存在価値は、そこにのみ宿る。■佳山明(相馬花役)コメントこの作品に参加させていただけること、すてきな方々とご一緒させていただけること、大変光栄に思います。“いのち”というメッセージに魅了されました。みなさまの助けをお借りして、ほんのわずかでも灯りとなりますよう、<相馬花>を一生懸命生きたいと思います。■上甲にか(相馬花役)コメント今、とてもドキドキしています。二朗さんから頂いた脚本で、私は相馬花と出会いました。この物語から戸惑いを覚えたことは事実です。しかし、確かに生きている花を前に迷いはありません。全身全霊で花とともにいのちを燃やしていこうと思います。そしてこの舞台は私自身にとって、人生最大の挑戦です。宮沢りえさんをはじめとする共演者の方々と、「そのいのち」に誠心誠意向き合ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。【あらすじ】マンションのキッチンで煙草を吹かす至って平凡な女性、山田里見(56)。彼女は介護ヘルパーである。新たな雇い主である相馬花(24)は障がいを持っている。花は動物ライターの夫・和清(45)とペットのウサギ「スケキヨ」と一緒に暮らしていた。要介助の妻と歳の差夫の関係はどこか奇妙ながらも幸せそうに見えた。ある日、花の母・瑠依(44)とその再婚相手の悟(42)、息子の圭祐(10)が訪ねてくる。上辺は取り繕っていても実の親からも、世間からも見放されている花にシンパシーを感じていく里見。優しい時間の中で、花も徐々に里見や和清に自分の気持ちを吐露していく。しかしある出来事をきっかけに、穏やかだった3人の関係が徐々に狂い始めていく。そしてその先にあった驚愕の秘密……。浮かび上がる「持つ者」と「持たざる者」の間にある埋めようのない「溝」。それを前にした時に、3人が選んだ衝撃の結末とは……。<公演情報>『そのいのち』出演:宮沢りえ、佐藤二朗、佳山明(Wキャスト)、上甲にか(Wキャスト)、鈴木楽(Wキャスト)、工藤凌士(Wキャスト)、今藤洋子、本間剛 ほか脚本:佐藤二朗演出:堤泰之【東京公演】日程:2024年11月9日(土)~17日(日)会場:世田谷パブリックシアター【兵庫公演】日程:2024年11月22日(金) ~24日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール【宮城公演】日程:2024年11月28日(木)会場:東京エレクトロンホール宮城兵庫公演のチケット情報:()宮城公演のチケット情報:()公式サイト:
2024年07月19日舞台 PARCO PRODUCE 2024『オーランド』のプレスコールが4日に都内で行われ、宮沢りえ、ウエンツ瑛士、河内大和、谷田歩、山崎一が登場した。同作は、主人公・オーランドが、時代も国境もジェンダーも飛び越えて、数奇な運命に立ち向かい、真実の「私」を探求する物語。1992年には映画化もされている。青年貴族から女性へ変貌し、16世紀~20世紀を超えて生き続け、30代から年をとらないオーランドには、作者であるヴァージニア・ウルフによる、イギリスにおいてあらゆる女性の権利が制限されていた社会への風刺的な視点が込められている。今回は、男性中心の時代から女性が1人の人間として自立してゆく様子を、演出家・栗山民也氏の原案、詩人・岩切正一郎の翻案で舞台作品へと落とし込み、現代に甦らせた。○■宮沢りえ、舞台 PARCO PRODUCE 2024『オーランド』プレスコールに登場今回行なわれたプレスコールに、宮沢は凛々しい青年貴族で登場。エリザベス女王から寵愛を受けるシーンや、ロシア大使の姪・サーシャに恋をするシーンなど約25分にわたって披露した。青年から女性へと変貌し、激動の時代を生き抜く主人公・オーランドを演じる宮沢は「オーランド、台本を頂いた時、今までに無い感覚があって……どんな舞台になるのか不安でいっぱいでした」と回顧。「その時、演出の栗山さんが『始めから想像がつく事よりおもしろいでしょ?』といたずらっ子の様におっしゃったお言葉を信じ、もがきながら稽古を重ねてきました。彩の国で初日を迎え、本当に温かい拍手を頂いた時、作品を創ることの喜びと興奮を浴びた感覚でした。その事をエネルギーに1ステージ1ステージ大切に、観客の皆さんと『オーランド』を体験していけたらと思います」とコメントした。今回、オーランドが各時代で巡り合う年代・性別の異なる複数の人物を演じ分けるウエンツも、東京公演開幕を前に「まず無事に埼玉で幕を開けられた事、ホッとすると同時にとても感謝しています」と心境を明かし、「振り返れば1カ月この迷路のような台本と格闘していたと思うと、人生で最も濃い1カ月だったんじゃないかと思います。栗山さんの指し示す道に自分のできる事を最大限詰め込んで、時に先輩方に甘えながら真っ直ぐ歩いてきました。今はやっと1つの扉が開いただけ、ここからもっともっと『存在』を強めていきたいです」と意気込んだ。さらに「この作品の魅力は余白がある事だと思います。セリフは『詩』の様に沢山の意味を含んで、いまかいまかと発せられるのを待っています。その合間合間に、どれだけの情景や言葉を皆さまの脳内に浮かべられるかが勝負でありこの作品の醍醐味です。それは決して説明ではなく、表現ではなく、『存在』だと信じています。素敵なキャスト、スタッフに囲まれて幸せに毎日を過ごしています」と話した。東京公演は5日から28日までPARCO劇場。その後、愛知公演が8月1日~4日に穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホール、兵庫公演が8月8日~11日に兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール、福岡公演が8月16日~18日にキャナルシティ劇場で行われる。
2024年07月04日6月21日、宮沢りえ(51)が『あさイチ』(NHK)に登場。舞台にかける思いや長女とのエピソードが語られたが、りえのメイクに視聴者の注目が集まった。「だいたい娘のお弁当を作って送り出して、ちょっとほっとして携帯見たりテレビ見たり……」と、『あさイチ』の放送時間帯である朝8時台の普段の過ごし方を語ったりえ。精力的に舞台に出演する傍ら、家族で過ごすことでリフレッシュしているとも語った。知られざる母としての一面を明かしたりえだったが、一部の視聴者が気になったのはりえのメイク。オレンジベージュの口紅に同系色のチークで落ち着いた雰囲気にまとめていたが、肌のツヤが“テカテカすぎ”という指摘がX上で相次いでいるのだ。《アップで始まった時一瞬誰かと思っちゃった宮沢りえちゃん、顔テカテカ過ぎないか?》《寝坊してテレビをつけたらやけに顔がテカった人が映っててそれが宮沢りえだったもんですごくびっくりした》《宮沢りえ顔テカテカだけどどうした?》《宮沢りえテカテカすぎる…》美容誌ライターは言う。「鼻筋や頬骨など、骨格に沿って肌が高くなる位置にハイライトなどを塗り、艶やかに見せる“ツヤメイク”が最近の流行り。今回のりえさんのメイクもツヤを重視し、より顔が立体的に見えるようにしたものだと思います」画面越しだと少々“テカりすぎ”に見えてしまったようだが、それでもりえの美しさは健在。51歳のりえを称賛する声も続出している。《あさイチのオープニングで映った宮沢りえさんのどアップ、綺麗すぎてビックリした。51歳…信じられない。》《宮沢りえさん美しすぎて…》《あさイチに宮沢りえさんでてるー相変わらずお美しい》
2024年06月21日娘が初主演映画を鑑賞「すごく面白い!」宮沢さんは2009年5月に第1子となる長女を出産し、2018年に俳優の森田剛さんと再婚。モデルとしてはもちろん役者としても活躍し、最優秀主演女優賞に3度も選ばれた実力派俳優です。今でこそ演技力が評判の宮沢さんですが、14歳で俳優デビューした初主演映画『ぼくらの七日間戦争』については「よく言えば初々しいですけど、悪くいえば大根ですね」とバッサリ。ただ、同作を今月で15歳になる長女に見せたところ「『すごく面白い』と言ってくれて嬉しかったです」とにこやかに語りました。長女が14歳を迎えたときは、宮沢さんは「あの(役者デビューした)時の自分の年齢(と同じ)なんだな」と感慨深かったよう。現在は思春期真っただ中で、宮沢さんは「ほんとに悩んだりして、かわいいです」と娘を思う親心を語ります。親友・水川あさみさんが語る宮沢さん「魂が抜けた状態になる」番組には、そんな宮沢さんと13年前に大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』で共演して以来大の仲良しという、同じく俳優の水川あさみさんがVTRで登場しました。宮沢さんは「唯一無二の存在」だと語る水川さん。「すばらしい人間・役者、宮沢りえみたいな人が、ちゃんと自分の前を歩いてくれているっていうことだけで、自分を見失わずに生きていられる」と宮沢さんへの尊敬の気持ちを語ります。親友からも一目置かれている宮沢さんですが、水川さんいわく意外な一面もあるそう。稽古中やほかの俳優、スタッフなどと話しているとき、宮沢さんが急に「魂が抜けた」ように真顔でぼーっとなる瞬間があるといい、そんな姿を水川さんは「かわいいなあと思って」と愛おしそうに語ります。水川さんに言われて、初めて自身の「魂が抜けた」状態に気づいた宮沢さん。話している最中でも、つい演技のことなど「考えることをやめることができない」ため、「魂が抜けた」状態になると自己分析。MCで俳優の井桁弘恵さんも「わかります。見えているんだけど、(話が)入ってきてないみたいな時があります」と共感します。仕事に全力な自分を支えてくれるのは家族「一番ほっとする場所」常に全力でお芝居と向き合う宮沢さんを支えてくれるのは家族の存在。「犬もいて家族もいて、一番ほっとする場所」といい、「悩んだりしたときにパートナーがいるっていうのは、すごく心強い」と夫に対する気持ちも告白。そして「娘が成長していく中で、私たちも気づくことがある。鏡みたいに自分たちに返ってくる」「家族だけどそれぞれ個人じゃないですか。個人が幸せでいるって自然にやっていたらダメだと思う。クリエイティブで、考え育むもの」と自身の考えを述べます。「できるだけリラックスしてもらえるように、思っていることをお互い言い合える環境を作れるようにしています」と、「幸せ」を保つために心がけていることを明かしました。
2024年06月13日PARCO PRODUCE 2024舞台『オーランド』が、2024年6月から8月に埼玉・東京・愛知・兵庫・福岡で上演される。このたび主演を務める宮沢りえのオフィシャルインタビューが到着した。20世紀モダニズム文学の重鎮で最も有名な女流作家のひとりであるヴァージニア・ウルフの代表作『オーランド』を、演出家・栗山民也の原案、詩人・岩切正一郎の翻案で舞台化し、現代に蘇らせる本作。主人公オーランドが、時代も国境もジェンダーも飛び越えて数奇な運命に立ち向かい、真実の「私」を探求する物語となっている。本作で宮沢が演じるのは、あらゆる女性を虜にする美貌の青年貴族・オーランド。2012年に上演された朗読『宮沢賢治が伝えること』以来、宮沢と栗山は本格的に初タッグを組む。また、オーランドが各時代で巡り合う共演者には、ウエンツ瑛士、河内大和、谷田歩、山崎一が名を連ねた。インタビューでは、今回初参加となる栗山の演出やオーランドの役柄について、そして演劇とは何かなどが語られた。──栗山民也さんの演出作品には、初めてのご出演となります。尊敬している栗山さんと初めてご一緒できること、そして、栗山さんから『オーランド』という作品をご提案いただいたことが嬉しくて、怖さもあったけれど、ここに飛び込んでみようと思いました。栗山さん演出の作品はいくつも拝見していますが、舞台の空間、光、人物のミザンス(配置)と動きなど、そのトータルによって芸術作品を立ち上げていらっしゃることに、いつも感動します。役者仲間で栗山さんの舞台に出演されている皆さんが「また一緒にやりたい」とよく仰っているので、栗山さんの演出は一度経験すると虜になるのでしょうね。ですから今回、この100年近く前に書かれた物語をどのように表現されるのか、また、私たち役者をどのように演出してくださるのかを、とても楽しみにしています。──ヴァージニア・ウルフの小説を岩切正一郎さんが翻案された今回の台本はいかがでしたか。16世紀から20世紀までの約350年を生き続ける人物を描くファンタジーではありますが、台本にはその時代時代が持つメッセージや文化、背景も反映されています。読みながら、それをいとも簡単にふわりふわりと飛躍していく〈オーランド〉を体現するには、どうすれば良いんだろう、きっと莫大な想像力が必要になるだろうなと。そういう想像力を搔き立てるような表現ができるのは舞台ならではですし、それを強く意識した戯曲だと思いました。それに、言葉が美しくて。読んでいると、心地の良い言葉の音とリズムが脳裏に響きました。〈オーランド〉は「《愛》とは、どういうものなのか」ということを深く長く追い求め続けるのですが、その大きなテーマを重々しくなく、身近に感じられるように描かれていることも魅力の一つだと思います。現代に生きる私たちにも響くシーンや台詞がたくさんありますので、楽しみにしていてください。──〈オーランド〉という役の印象、魅力を教えてください。男性と女性という二つのジェンダー(性)を演じることができるのは、役者冥利に尽きると思いました。舞台上で何役も演じ分けるという経験はあまりありませんので、〈オーランド〉というひとりのパーソナリティではありますが、時代をどんどん超越し、そして性別が変わるという役は本当に楽しみで、台本を読みながらイメージを膨らませています。ただ、男性から女性へと変化するときの飛躍力をどのように表現できるか……。舞台で男性を演じるのも、ひとつの作品の中で役が変化するのも初体験ですので、私にとっては未知の世界。ただ古来、日本でも外国でもジェンダーレスな方は多く存在していましたから、そういう歴史上の人物についても振り返ってみようと思っています。──共演者の皆さんの印象をお聞かせください。山崎一さんとは何度も共演を重ねられていますね。一さんは、とてもチャーミングな演劇少年で、穏やかで平和の塊みたいな方。普段は「アホ」「まぬけ」と言い合っているのですが(笑)、本当に劇曲を読み解く力をお持ちで、ここぞというときにはヒントやアドバイスをくださるので頼りにしています!本当に芝居のことを考えて歯に衣着せぬ意見をくださるので、とても有難いですし、刺激になります。河内(大和)さんとはNODA・MAP『MIWA』(2013年)でご一緒していますが、4人芝居の『THE BEE』などにも出演されていて、野田秀樹さんが信頼されている方という印象なので、心強いです。谷田(歩)さんとは大河ドラマ(2011年『江〜姫たちの戦国〜』)でご一緒しましたが、舞台でご一緒するのは初めて。栗山さんが演出された『ロスメルスホルム』(2023年)を拝見しましたが、谷田さんの肉体のパワーと響く声は印象に残りました。KERA CROSS『骨と軽蔑』で共演していた鈴木杏ちゃんが、「野生児で楽しい方だよ!」と仰っていたので楽しみです。ウエンツ(瑛士)さんはバラエティ番組でご一緒した際に、朗らかに明るくトークを引っ張ってくださる聡明な方という印象を持ちました。カメラが回っていないときにもいろいろと気を配ってくださる方ですから心強いですね。皆さんから、心の底からお芝居を大切にされているのが伝わってきて、一緒に創り上げたいという気持ちがより一層強くなりました。もちろん〈オーランド〉を演じる私が飛躍しないと作品としては成立しないのですが。皆さんもいろいろな役柄を担わなきゃいけなくて大変だと思いますが、真摯に挑戦される方ばかりなので安心感があります。──『オーランド』のお稽古に入られる前の意気込みをお聞かせください。時代を超え、そして性別をも超えていくという飛躍力が必要な役を演じることに大きなプレッシャーを感じていますが、栗山さんを信じていますし、不安や怖さはありません。その日その時間その一瞬のお芝居に対して熱意を持っている演劇オタクのような方たちと一緒に創り上げることができるので本当に心強いです。<公演情報>PARCO PRODUCE 2024 舞台『オーランド』原作:ヴァージニア・ウルフ翻案:岩切正一郎演出:栗山民也出演:宮沢りえ、ウエンツ瑛士、河内大和、谷田歩、山崎一ヴァイオリン演奏:越川歩埼玉公演:2024年6月29日(土)・30日(日) 彩の国さいたま芸術劇場大ホール東京公演:2024年7月5日(金)~28日(日) PARCO劇場愛知公演:2024年8月1日(木)~4日(日) 穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホール兵庫公演:2024年8月8日(木)~11日(日) 兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール福岡公演:2024年8月16日(金)~18日(日) キャナルシティ劇場チケット情報:()公式サイト:
2024年04月19日ピリングス(pillings)の2024-25年秋冬コレクションが、2024年3月18日(月)、東京・池袋の自由学園明日館にて発表された。宮沢賢治を出発点に隙間風の音がふとやむと、鐘の音が響き渡る。あたりがまばゆい光りに包まれると、ショーの幕が開けた。ピリングスの2024年秋冬コレクションの出発点となったのは、詩人であり童話作家の宮沢賢治。彼の作品や思考に見られるような、「わからないものをそのままに、不思議なものは不思議なまま楽しむ心」にヒントを得て、「創造することへのきっかけ」をコレクション内に落とし込んだ。“銀河のような柄”そんな今季のファーストルックに採用したのは、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を彷彿とさせるような“銀河のような柄”。宮沢賢治のことをふと考えるきっかけとなった夜行バスでの記憶をもとに、夜行バスのシートが流れ星に見えたことから採用した柄だ。夜行バスが駆け抜けるように、コレクションの幕開けを知らせるルックとして、似たような絵柄をあしらったニットを立て続けに登場させた。“気付きを促す”モチーフさて、今季大切にしているのは、定義づけたモチーフを知らしめるのではなく、見た人が創造するきっかけになるモチーフ並びにルックを提示すること。「何かに見えるな」という気づきを与え、思考を促すのだ。たとえば、ニットカーディガンなどに散りばめられたエンジェルを模した装飾は、見る者の想像力を掻き立てる。まるでエンジェルたちが浮遊しながらニットを編んでいるようにも見えるし、宮沢賢治の作品に描写される天使を元にしているのだろうと思いを巡らせることができるなど、様々な解釈が可能だ。無論、ここで述べていることが正ではない。ふっくらと歪なシルエットシルエットにも言及したい。度々登場し目を引いたのは、ウエストに大きな膨らみを持たせたパンツだ。ドレープがもたらすその形状は、「どこか嫌な布のかたまり」を表現。おさまりの悪さやわだかまりを抱えているかのような、そんなネガティブな感情を表している。なおこれらのアイテムは、前シーズンの“自分をぎゅっと包み込むようなニット”に連動して考案されたシルエットになる。力強く重厚感溢れるレザーコートデザイナーの村上亮太にとって、レザーコートは念願であり満を持した新鮮な試みとなった。重厚感のあるブラウンのレザーには、宮沢賢治の『よだかの星』に登場する“実にみにくい鳥”を焼き印であしらった。強靭な翼と鋭い口ばしまでもが再現されたアートとなっており、コート全体で力強さを放っていた。
2024年03月21日「1月16日に女優の黒島結菜さん(26)が宮沢氷魚さん(29)との間に、第1子を妊娠したと公表しました。黒島さんにとって“家族”といえる存在で、宮沢さんとも交流が深い女優の杏さん(37)は発表の前に伝えられていたことでしょう」(芸能関係者)’22年度前期の朝ドラ『ちむどんどん』で、共演したことをきっかけに交際がスタートした2人。宮沢は自身のファンクラブサイトに《お互いに入籍という形にはこだわっておらず、現時点では籍を入れる予定はありません》と綴り、未入籍での妊娠発表という選択に世間から驚きの声があがった。事実婚という選択には、フランスに住む杏が関係しているようだ。前出の芸能関係者が明かす。「黒島さんは、インスタグラムで、同居を始めたのは昨年の春だと明かしていました。実はその少し前に、2人でパリにある杏さんの自宅を訪れているのです。杏さんが’23年の8月にテレビ番組で、パリの自宅に黒島さんが『3週間ぐらい泊まっていた』と話していましたが、これは1月中旬から2月上旬にかけてのこと。宮沢さんもChanelのアンバサダーの仕事があって、1月下旬にパリを訪れていました」’23年4月に放送されたバラエティ番組『世界くらべてみたら』(TBS系)に宮沢がゲスト出演し、杏も同番組にパリからVTRで登場した際に、「(今年に入り)パリに行ったときは杏さんにも会って、自宅のほうにも遊びに行った」と、述べていた。杏と“ちむどん夫妻”はパリでどのような話をしていたのか。「同棲を始めるにあたって、将来的に婚姻届を出すかについて相談していたと聞いています。宮沢さんは30歳までには結婚したいという考えだったそうですが、一方の黒島さんは、決断しかねていたのだとか」(黒島の知人)杏も朝ドラ『ごちそうさん』で東出昌大(35)と出会って結婚。3人の子供をもうけたが、東出の不倫で、’20年に離婚している。悩む2人に自身の経験とフランスの結婚観を伝えたという。「不倫が発覚した当初、杏さんは周囲から関係を修復するように勧められましたが、即座に離婚を決断したといいます。東出さんの家族への裏切りに深く傷つき、芸能人夫婦の難しさを体感したのではないでしょうか。また杏さんの住むフランスでは、6割程度が婚姻していないカップルの子供だといわれます。杏さんのわかる範囲で2人の相談にのり、事実婚という選択肢もあることを伝えたのでしょう。そして結果的に、宮沢さんが黒島さんの思いを尊重し、今の形に落ち着いたのだとか。宮沢さんは発表時にも婚姻について『必要に応じて話し合って決めていきたい』と綴っていました」’23年9月に「シネマカフェネット」のインタビューで、《習慣や文化にとらわれすぎず、少しでもみんなが意識して自分の手で自分のやり方を選びやすい社会になったらいいと思います》と語っていた杏。黒島たちの“まさかやー”な決断の裏には、“家族”からの事実婚のススメがあったーー。
2024年01月22日俳優の宮沢氷魚が1月16日、自身の公式サイトにて「かねてよりお付き合いをさせて頂いていた黒島結菜さんとの間に新しい命を授かった」と報告。現時点で入籍の予定はないとしながらも、「生涯のパートナーとして、家族として」共に歩んでいくと発表した。2人は、2022年度前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で黒島さんがふるさと沖縄の料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子を、宮沢さんがその幼なじみで東京で再会し、のちに夫婦となる青柳和彦を演じて話題に。黒島結菜「出会った時から自然と彼女に惹かれ、共に過ごす時間に豊かさを感じるようになりました」と初共演時から惹かれていたことを明かし、「昨年の春頃から一緒に生活を始め、次第に二人の間に子供がいる未来を想像するように」なったとコメント。さらに、「お互いに入籍という形にはこだわっておらず、現時点では籍を入れる予定はありませんが、今後に関して、必要に応じて話し合って決めていきたいと思います」と意思を綴り、その上で「生涯のパートナーとして、家族として、共に支え合って歩んで参ります」と宣言した。黒島さんはInstagramのストーリーズにて「宮沢氷魚さんとの子どもを授かりました」と報告。「交際を始めた当初から入籍することは考えておらず、私たちにとって必要なタイミングが来たら話し合って決めたい」と同様に双方の意思であることを綴り、今後については「体調のこと含めご相談させていただきながら、出来る限り努めてまいりたいと考えております。今後ともよろしくお願いいたします」とした。また、「最後になりますが」として、「このたびの能登半島地震により被害を受けられた皆様へ心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の1日も早い復興をお祈り申し上げます」と、2人揃って被災地への思いも寄せた。宮沢さんは「MEN'S NON-NO」のオーディションから専属モデルとしてデビューし、2017年に「コウノドリ」で俳優デビュー。ドラマ「偽装不倫」、映画『his』、連続テレビ小説「エール」などに出演し、映画『騙し絵の牙』で第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。昨年は鈴木亮平と共演した『エゴイスト』で第16回アジア・フィルム・アワード最優秀助演男優賞を受賞するなど好評を得た。また、黒島さんは2013年に俳優デビュー後、連続テレビ小説「マッサン」「スカーレット」、大河ドラマ「花燃ゆ」「いだてん ~東京オリムピック噺~」、映画『明け方の若者たち』など話題作に多数出演。『カツベン!』で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2022年、沖縄の言葉で「心がワクワク、ドキドキする」という意味を持つ「ちむどんどん」でヒロインに抜擢された。(シネマカフェ編集部)
2024年01月16日2024年1月16日、俳優の宮沢氷魚(みやざわ・ひお)さんが、ウェブサイトを更新。同じく俳優で、交際中の黒島結菜さんが、第1子を妊娠したことを公表しました。ウェブサイトで公開された、宮沢さんのコメントは以下の通りです。このような世の中が大変な時期に私事で大変恐縮ではございますが、この度、かねてよりお付き合いをさせて頂いていた黒島結菜さんとの間に新しい命を授かったことをご報告させていただきます。出会った時から自然と彼女に惹かれ、共に過ごす時間に豊かさを感じるようになりました。彼女の優しさと、何事にも臆さず挑戦する姿にたくさん勇気を頂き、この先の私の人生において欠かせない存在だと気がつきました。そして、昨年の春頃から一緒に生活を始め、次第に二人の間に子供がいる未来を想像するようになり、この度、このようなご報告が出来ることを嬉しく思っております。また、お互いに入籍という形にはこだわっておらず、現時点では籍を入れる子定はありませんが、今後に関して、必要に応じて話し合って決めていきたいと思います。生涯のパートナーとして、家族として、共に支え合って歩んで参ります。いつも応援してくださっている皆様および、関係者の皆様には心から感謝申し上げます。今後も一生懸命仕事に励んで参りますので、引き続き温かく見守って頂けますと幸いです。最後になりますが、このたびの能登半島地震により被害を受けられた皆様へ心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の1日も早い復興をお祈り申し上げます。宮沢氷魚 OFFICIAL SITEーより引用宮沢さんと黒島さんは、2022年4月から放送された連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK)で共演。夫婦役を演じたことで話題になりました。宮沢さんによると、黒島さんとは2023年の春頃から一緒に生活をしていたとのこと。「互いに入籍という形にはこだわっていないため、現時点で籍を入れる予定はない」とのことです。突然のおめでたいニュースに、ネット上では「ドラマが現実に…!?」「素晴らしいニュース」「え、すごい!」という祝福のコメントが寄せられました。互いに支え合いながら、俳優業にも懸命に取り組む2人の今後を、温かく見守りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年01月16日俳優・宮沢氷魚のカレンダー「30th Anniversary Hio Miyazawa 2024 Calendar」の発売が決定した。1994年4月24日生まれの宮沢さんは、「コウノドリ」第2シリーズで俳優デビューし、「偽装不倫」『騙し絵の牙』などに出演。今年は、『エゴイスト』にてアジア全域版アカデミー賞「第16回アジア・フィルム・アワード」助演男優賞を受賞。今後は、1月期日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」や、2025年放送予定の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」への出演も決定している。30歳を迎える2024年4月からスタートする今回のスペシャルなカレンダーは、レコードをモチーフにしたデザインになっており、時代に囚われることなく、翌年以降も飾り続けることのできるタイムレスなパッケージだ。ロケ地となったのは、神奈川県横須賀市。子どものころからゆかりがあり、何度か行ったことのある親しみのある土地だという。中でも、横須賀からフェリーに乗ってしか行くことのできない無人島・猿島は、宮沢さん自身も初上陸ということで、撮影前からかなり楽しみにしていたという。猿島の神秘的な世界観と、カメラマン・松岡一哲らしさのあるフィルムの色彩が印象的な写真の数々を撮影。今回公開されたメインカットもその1枚だ。さらに、美術館でのシックな写真や、ホテルの一室でのふとした瞬間、カラフルなプールサイドでの無邪気な姿など、様々なシチュエーションで撮影。自前の野球セットでスタッフと楽しんでいる、少年のようなカットも注目となっている。今作について宮沢さんは、「以前から大好きなカメラマンの松岡一哲さんに撮影して頂きました。ロケ地や自然光、スタイリングとヘアメイクにこだわり、素晴らしいカレンダーが完成します。少し大人になった自分の姿を皆さまに見て頂けたら幸いです」とコメントも寄せている。なお、春ごろにはお渡し会も開催予定だ。「30th Anniversary Hio Miyazawa 2024 Calendar」は12月27日(水)予約開始。(シネマカフェ編集部)
2023年12月27日俳優・宮沢氷魚が、「第17回アジア・フィルム・アワード」(以下、AFA)のYouth Ambassadorに決定した。「アジア・フィルム・アワード」は、2007年に創設されたアジア映画を対象とした映画賞。今回、Youth AmbassadorにAFA史上初めてアジアの国と地域から4人の若手俳優を迎えた。宮沢さんは、ドラマ「コウノドリ」第2シリーズで俳優デビューし、初主演映画『his』で新人賞を多数受賞、『ムーンライト・シャドウ』『レジェンド&バタフライ』などにも出演。『エゴイスト』では、第16回AFA最優秀助演男優賞を受賞している。今回、日本人としては初めて宮沢さんがYouth Ambassadorに就任するほか、リウ・グァンティン(台湾)、マリオ・マウラー(タイ)、ウィル・オー(香港)も就任し、授賞式に登壇するほか、関連イベントに参加し、ファンや映画好きとの交流を通じて彼らの作品やアジア映画への情熱について語る予定だという。宮沢氷魚コメントこの度AFAのYouth Ambassadorとして迎えられ、大変光栄で、また誇りに思います。日本の俳優として、これを機に日本映画の魅力をより多くの観客の皆さまに伝えたいと思います。(シネマカフェ編集部)
2023年12月25日西島秀俊が主演を務める1月放送スタートの新ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」に宮沢氷魚、新木優子の出演が決定した。本作は、西島さんが演じる海外で活動し、数々の有名オーケストラと共演してきた才能あるマエストロ・夏目俊平が主人公。しかし、音楽以外の能力はゼロで家事は何一つできない、超マイペースかつ天然。5年前のある事件をきっかけに家族は俊平のもとを去り、俊平自身は音楽界から離れていたが、とある地方の廃団寸前の市民オーケストラの指揮をするために、数十年ぶりに帰国。そして、音楽を嫌い、音楽の無い人生を送っていた娘・響(芦田愛菜)は、父の突然の帰国により、気まずい同居生活を始めることに。父として、もう一度娘と向き合う中で、止まってしまっていた娘の人生を少しずつ動かしていく。さらに、廃団寸前の市民オーケストラに俊平がやってきたことで、個性豊かな団員たちの悩みを解決していくとともに、オーケストラとしてもう一度立ち上がっていこうとするサクセスストーリーでもある。宮沢さんと新木さんが演じるのは、俊平が指揮をとる廃団寸前の市民オーケストラ「晴見フィルハーモニー」に絡んでいく人物。「コウノドリ」で俳優デビューした宮沢さんが今作で演じるのは、スーパーポジティブなトランペッター・森大輝。小学生のころから吹奏楽部で活動し、練習も人一倍熱心だが、音程はすこぶる怪しく、感情がそのまま音に出てしまうため、晴見フィルの演奏を台無しにすることも。また、普段は市役所の観光課に勤務し、響とも職場仲間として関係を深めていく。「日々撮影をしている中で、音楽が持つ力や包容力に魅了されています」と語る宮沢さんは、「この作品をご覧になってくださった皆さんが、日曜日の夜に笑顔になっていただけたら幸いです」とコメント。現在、「単身花日」に出演中の新木さんは、オーケストラの和を乱すフルート奏者・倉科瑠李を演じる。プロのオーケストラで活躍する瑠李だが、恋愛絡みで事件を起こし、数多のオケをクビになってきた。狙った獲物は決して逃がさない、通称“カルメン”。俊平に出会い、彼の心を射止めようと燃える。「なんて素敵なストーリーなんだろう! と感動しました」と台本を読んだ印象を明かした新木さんは、「この作品が奏でるストーリーの一部になれることがとてもうれしいです。個人的に憧れていた楽器のフルート。精一杯頑張ります!」と意気込んでいる。「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は2024年1月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年12月05日劇団「BREATH」/放送作家集団DNP主催、ミュージカル 第8回本公演『asahikawa...繋がりゆく魂』が2023年11月11日 (土)に品川区立総合区民会館 きゅりあん 大ホール(東京都東京都品川区東大井5-18-1)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 故 奥山コーシンさんに捧ぐ前回の旭山動物園ミュージカル「NEVER...未来へ繋げるものは」の東京公演から新型ウイルスの蔓延もあり13年という月日が流れました。エンタメの世界は大変厳しい状況下に陥り、舞台人口も激減しましたが、今年から日本各地の劇場で再び息を吹き返しています。劇団「BREATH」も再び東京の地に舞い降ります。しかし悲しい出来事が...去る5月24日に当劇団へ沢山の愛情を注いでくれて、今回共同主催まで快諾いただき’’旭川の軌跡を東京に広げよう’’と招待してくれた奥山コーシン氏が亡くなりました。一事は東京公演の中止も考えましたが、その意思を受け継ぎ11月11日に上演を決定しました。作・演出は当劇団代表の森ただひろ。音楽監督は旭川が生んだ奇才、山田浩貴が担当します。タイトルは「Asahikawa...繋がりゆく魂」明治初期、原生林だった北海道旭川がどのように発展していったのか、生きる喜びをテーマに創り描いたヒューマンミュージカルをとくとご覧下さい。舞台は大正12年8月2日、宮沢賢治が旭川駅に降り立ったところから始まります。皆様のご来場を心よりお待ちしております。団体概要平成8年、官民一体型モデル団体の「BREATH」は『この街に自分達の手で彩(いろ)をつけていきたい』とう想いで、音楽の街.旭川に見合うミュージカルを完全オリジナルで、生きる喜びをテーマに過去7回の公演を行い、約25000人を動員する。稽古風景公演概要劇団「BREATH」ミュージカル 第8回本公演『asahikawa...繋がりゆく魂』公演期間:2023年11月11日 (土)会場:品川区立総合区民会館 きゅりあん 大ホール(東京都東京都品川区東大井5-18-1)■出演者島野夏美、石川慶太、池本ののか、高井尚樹、森美幸、野口歌穂、藤井正信他■スタッフ作/演出:森ただひろ(劇団「BREATH」代表、NPO 法人旭山動物園くらぶ 理事長)音楽監督:山田浩貴(劇団「BREATH」)舞台監督:川谷孝司(川谷大道具)照明:越膳理恵(サウンド企画)音響:山下 陸(サウンド企画)監修:奥山コーシン(放送作家集団DNP 代表)、あべ弘士(絵本作家/illustration)、坂東 元(旭川市旭山動物園 園長)■公演スケジュール11月11日(土) 16:30※開場は、開演の30分前です。■チケット料金前売:3,500円当日:4,000円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月11日ジュエリー京都(Jewelry Kyoto)の“ピアスのようなイヤリング”「ぴあり」から、秋の新作アクセサリーが登場。2023年9月22日(金)より清水坂ガラス館-ぴあり-ほかで発売される。“秋麗”イメージの新作アクセサリーピアスのようにスマートな見た目ながらも、“痛くない・落ちにくい”快適な付け心地を叶えた新感覚のイヤリング「ぴあり」。秋の新作は、“秋麗(あきうらら)”をテーマに秋晴れの心地よい情景を表現した3点がラインナップする。宮沢賢治の『いちょうの実』モチーフ中でも注目は、宮沢賢治の『いちょうの実』がインスピレーション源のデザイン。イチョウの木から旅立つイチョウの実たちの様子を描いた話に着想を得て、太陽の光を受けて金色に輝くイチョウの葉や実を、イエローのガラスやコロコロと揺れるパールを通して表現した。“秋の海”をイメージしたブラック×ブルー「rivage」は、秋の季語でもある、色が深くなり波が高くなった“秋の海”の様子をイメージ。深い海の色と香りを表現した黒いシェルの花、波の光を表した青いガラスを組み合わせている。蔓を伸ばし輝く葡萄の姿また、蔓を伸ばし艶やかに輝く葡萄の姿をデザインに落とし込んだ「レザヴェル」も展開。重なり合うフープや鮮やかなパープルのガラスが印象的だ。ラインストーンやビーズは、パープルのガラスと合うよう薄めの色味にすることで、ヴィンテージ感溢れるデザインに仕上げた。チェーンは取り外し可能なため、リーフモチーフのみのシンプルなデザインでの着用が可能となる。なおいずれのアイテムも、「ぴあり」のほか同デザインでピアスも取り揃える。【詳細】ジュエリー京都 2023年秋新作ジュエリー発売日:2023年9月22日(金)取扱店舗:清水坂ガラス館-ぴあり-、ジュエリー京都オンラインストアアイテム例:・「いちょうの実」ぴあり 9,350円、ピアス 7,150円・「rivage」ぴあり 8,800円、ピアス 6,600円・「レザヴェル」ぴあり 9,900円、ピアス 7,700円■店舗詳細清水坂ガラス館-ぴあり-住所:京都府京都市東山区五条坂白糸町569-3TEL:070-2286-9493営業時間:9:30~18:30※通常年中無休※営業日や営業時間は変更する場合あり
2023年09月25日企画展「没後50年 初山滋展 見果てぬ夢」が、2023年11月30日(木)まで、長野・安曇野ちひろ美術館にて開催される。童画画家・初山滋の回顧展初山滋(はつやま しげる)は、1991年21歳の時に児童文芸誌『おとぎの世界』表紙を描き注目を集めて以来、大正から昭和にかけての50年余りにわたり活躍した童画画家。江戸の装飾美に西欧のモダンな要素を融合させ、自由な表現を落とし込んだ絵は、没後50年を経た今もない新鮮さを失わず人々を魅了し続けている。企画展「没後50年 初山滋展 見果てぬ夢」では、初山滋の人生を辿りながら、童画や木版画、装丁画、絵本の原画、貴重な資料など約170点を展示。流麗な線と明澄な色彩で描かれた煌めきに溢れる世界観を楽しむことができる。絵雑誌『コドモノクニ』代表作や木版画初山は日本初の本格的な絵雑誌『コドモノクニ』にも数多くの作品を発表した。会場では、1935年に出版された初めての画集『初山滋童画集』にも選ばれた代表作を展示する。また、戦時中に子どもの本の仕事が徐々に減っていった初山は、時局に合った絵は描かずに、自画・自刻・自摺の創作木版画の制作に熱中。本展では、手摺の私刊本や「彫りすすみ」の手法で制作された希少な作品などを展示し、童画画家としてだけでなく木版画という画業についても紹介する。アンデルセン童話『にんぎょひめ』や宮沢賢治の絵本原画さらに、戦前からアンデルセン童話の書き手としても評価を得ていた初山による、『にんぎょひめ』『おやゆびひめ』『マッチうりのしょうじょ』といったアンデルセン童話の絵本も紹介。加えて、チャイコフスキーのバレエ曲を絵本にした『はくちょうのみずうみ』、宮沢賢治の童話集など、戦後に出版された絵本原画の展示も行う。展覧会概要企画展「没後50年 初山滋展 見果てぬ夢」会期:2023年9月9日(土)~11月30日(木)※会期は予告なく変更になる場合あり会場:安曇野ちひろ美術館 展示室4住所:長野県北安曇郡松川村西原3358-24開館時間:10:00~17:00休館日:水曜日(祝休日開館、翌平日休館)出展作品数:作品 約140点、貴重書を含む書籍資料 約30点料金:大人900円 / 高校生以下無料※団体(有料入館者20名以上)、65歳以上、学生は700円※障害者手帳提示者、付き添い者1名まで無料※年間パスポート3,000円【問い合わせ先】TEL:0261-62-0772(受付時間:10:00~17:00)※3月 10:00~16:00/GW/8月 9:00~17:00、休館日、冬期休館期間中を除く
2023年09月25日宮沢りえ主演映画『月』の新たな場面写真が公開された。原作は、実際の障害者殺傷事件をモチーフにした辺見庸による『月』。事件を起こした個人を裁くのではなく、事件を生み出した社会的背景と人間存在の深部に切り込むことに小説という形で挑戦した本作を、石井裕也が映画化。主演する宮沢のほか、オダギリジョー、磯村勇斗、二階堂ふみといった俳優陣が揃った。今回公開されたのは、主人公を演じる宮沢をはじめとしたキャラクターそれぞれに焦点を当てた7点の場面写真。生い茂る森の中で、空を見上げる洋子(宮沢りえ)を捉えた様子や、憂いを帯びた表情で何かを見つめる昌平(オダギリジョー)、不穏さを漂わせる陽子(二階堂ふみ)、優しき笑顔で入居者に紙芝居を読むさとくん(磯村勇斗)など、それぞれの思いが交錯する瞬間が写し出されている。ほかにも、同じ「ヨウコ」という名前の二人(宮沢・二階堂)がお互いの悩みを明かす場面、4人のキャラクターが食事を共にする姿など印象的なシーンが切り取られている。中でも注目したいのが、夫婦である洋子と昌平が抱き合う場面。希望と絶望の間でしっかりと抱きしめ合う二人の姿は、壮大なドラマの展開を予感させ、生きることへの希望と、そこにある愛を感じさせる印象的な1枚となっている。<作品情報>『月』10月13日(金) 公開原作:辺見庸『月』(角川文庫刊)監督・脚本:石井裕也音楽:岩代太郎■キャスト宮沢りえ磯村勇斗⻑井恵里、大塚ヒロタ、笠原秀幸板谷由夏、モロ師岡、鶴見辰吾、原日出子 / 高畑淳子二階堂ふみ / オダギリジョー公式HP:
2023年08月23日女優の宮沢りえが主演を務める映画『月』(10月13日公開)の場面写真が23日、公開された。○■宮沢りえ主演『月』場面写真7点公開同作は辺見庸氏による同名小説の実写化作。深い森の奥にある重度障害者施設で新しく働くことになった元・有名作家・堂島洋子(宮沢)は、彼女を「師匠」と呼ぶ夫の昌平(オダギリジョー)と、ふたりで慎ましい暮らしを営んでいる。施設職員の同僚であり作家を目指す陽子(二階堂ふみ)や、絵の好きな青年・さとくん(磯村勇斗)、そして入所者“きーちゃん”との出会い。洋子は他の職員による入所者への心ない扱いや暴力を目の当たりにし、そんな世の理不尽に誰よりも憤っているさとくんの中で増幅する正義感や使命感が、やがて怒りを伴う形で徐々に頭をもたげていく。今回公開されたのは、宮沢演じる主人公・洋子をはじめ、オダギリ、二階堂、磯村演じるキャラクターそれぞれに焦点を当てた7点の場面写真。生い茂る森の中で、空を見上げる洋子(宮沢)を収めた1枚や、憂いを帯びた表情で何かを見つめる昌平(オダギリ)、不穏さを漂わせる陽子(二階堂)、優しき笑顔で入居者に紙芝居を読むさとくん(磯村)など、それぞれの思いが交錯する瞬間を捉えている。また、同じ「ヨウコ」という名前の2人(宮沢・二階堂)が互いの悩みを明かす場面、4人のキャラクターが食事を共にする姿など印象的なシーンが切り取られているほか、夫婦である洋子と昌平が抱き合うカットは、希望と絶望の間で抱きしめ合う姿から、生きることへの希望と愛を感じさせる1枚に仕上がっている。
2023年08月23日宮沢りえ主演、石井裕也脚本・監督による映画『月』から、登場人物たちのキャラクターがうかがえ、壮大なドラマを予感させる場面写真が解禁された。今回公開されたのは、主人公を演じる宮沢さんをはじめ、オダギリジョー、二階堂ふみ、磯村勇斗が演じるキャラクターそれぞれに焦点を当てた7点の場面写真。生い茂る森の中で、空を見上げる洋子(宮沢さん)を捉えた様子や、憂いを帯びた表情で何かを見つめる昌平(オダギリさん)。不穏さを漂わせる陽子(二階堂さん)、優しき笑顔で入居者に紙芝居を読むさとくん(磯村さん)など、それぞれの思いが交錯する瞬間を捉えている。ほかにも、同じ「ヨウコ」という名前の2人(宮沢さん・二階堂さん)がお互いの悩みを明かす場面。また、4人のキャラクターが食事を共にする姿など印象的なシーンも。中でも注目は、夫婦である洋子と昌平が抱き合う場面。希望と絶望の間でしっかりと抱きしめ合う2人の姿は、壮大なドラマの展開を予感させ、生きることへの希望と、そこにある愛を想起させる印象的な1枚に仕上がっている。『月』は10月13日(金)より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:月 2023年10月13日より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開(C)2023『月』製作委員会
2023年08月23日実際の障がい者殺傷事件をモチーフにした辺見庸の小説を宮沢りえ主演、石井裕也脚本・監督で映画化した『月』。この度、特報映像と4種のティザービジュアルとともに、宮沢さん、オダギリジョー、磯村勇斗、二階堂ふみのコメントが到着した。今回解禁した特報映像は、穏やかなメロディーと共に重度障がい者施設の日常から始まる。働き始めたばかりで真摯に仕事と向き合う洋子(宮沢りえ)、慣れた手つきで髪を結う陽子(二階堂ふみ)、入居者と心通わせるさとくん(磯村勇斗)が映し出される。だが、「俺今夜さ、この国の平和のためにさ、障害者たちを殺すよ」とのセリフとともに映像は一変、人を傷つけることに対して否定する洋子に「人ってなんですか?」と問い正す、さとくん…。そしてついに、その日を迎えることになる…。主人公・洋子を演じる宮沢さんの鬼気迫る表情、洋子を支える夫を演じるオダギリさんの包容力とどことなく漂う諦め。施設で働く洋子の同僚を演じる二階堂さんは自我とプライドと闘い、そして“命”を裁こうとする“さとくん”に挑む磯村さん。本作は、「狂気」とひと言で裁くことのできない問いを突きつける。解禁されたティザービジュアルでは、登場人物1人1人の思いと倫理が交錯する一瞬の表情を捉えたものとなった。キャストコメント宮沢りえ私が演じた洋子の心は、ずっと、今も私の中を旅しています。この映画を観てくださった方と、その旅の先にある「何か」を掴みに行きたいです。磯村勇斗撮影期間中、「人」とは何か。「生きる」とは何か。ずっと考えていました。その答えを出すことに、恐れさえ抱いていました。でも、これは決して他人事ではなく、綺麗事を捨て、僕たちは向き合わねばならない。今はただ、この映画を観てもらいたい。対面して欲しい。そう思っています。二階堂ふみこの作品について、ずっと答えを出せずにいます。そして、答えを出すべきではないとも思ってます。命に対して私たちは容易く傍観者になってしまう。しかしこの現実を真っ直ぐ見つめ、私たちの問題として考えたいと思い現場に参加させて頂きました。オダギリジョー人間は自分勝手で傲慢で、冷酷で残酷な生き物だ。ただ、この作品が描いているのは、そんな人間の温かみであり、思い遣りであり、何ミリかの可能性である。全ての人間に突き刺さる未来への希望だ。『月』は10月13日(金)より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:月 2023年10月13日より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開(C)2023『月』製作委員会
2023年07月21日俳優の宮沢りえが主演を務める映画『月』(10月13日公開)の特報映像&ティザービジュアルが21日、公開された。同作は辺見庸氏による同名小説の実写化作。深い森の奥にある重度障害者施設で新しく働くことになった堂島洋子(宮沢りえ)は“書けなくなった”元・有名作家だ。彼女を「師匠」と呼ぶ夫の昌平(オダギリジョー)と、ふたりで慎ましい暮らしを営んでいる。施設職員の同僚であり作家を目指す陽子(二階堂ふみ)や、絵の好きな青年さとくん(磯村勇斗)、そして入所者、“きーちゃん”との出会い。洋子は他の職員による入所者への心ない扱いや暴力を目の当たりにし、そんな世の理不尽に誰よりも憤っているさとくんの中で増幅する正義感や使命感が、やがて怒りを伴う形で徐々に頭をもたげていく。事件を起こした個人を裁くのではなく、事件を生み出した社会的背景と人間存在の深部に切り込まなければならないと感じたという著者は、「語られたくない事実」の内部に潜ることに小説という形で挑戦した。この問題作を映画化したのは、コロナ禍を生きる親子を描いた『茜色に焼かれる』、新作『愛にイナズマ』など、常に新しい境地へ果敢に挑み続ける映画監督、石井裕也。十代の頃から辺見庸の作品に魅せられてきたという彼は、原作を独自に再構成して臨んだ。特報映像は、穏やかなメロディーと共に重度障害者施設の日常から始まる。働き始めたばかりで真摯に仕事と向き合う洋子(宮沢りえ)、慣れた手つきで髪を結う陽子(二階堂ふみ)、入居者と心通わせるさとくん(磯村勇斗)が映し出される。だが「俺今夜さ、この国の平和のためにさ、障害者たちを殺すよ」映像は一変し、人を傷つけることを否定する洋子に、さとくんは「人ってなんですか?」と問いかける。ティザービジュアルでは、主人公・洋子を演じる宮沢の鬼気迫る表情、洋子を支える夫を演じるオダギリの包容力とどことなく漂う諦め、施設の同僚役の二階堂は自我とプライドと闘い、そして「命」を裁こうとする“さとくん”を演じる磯村の「狂気」と一言で裁くことのできない問いといった、一人一人の想いと倫理が交錯する一瞬の表情を捉えている。○宮沢りえ コメント私が演じた洋子の心は、ずっと、今も私の中を旅しています。この映画を観てくださった方と、その旅の先にある「何か」を掴みに行きたいです。○磯村勇斗 コメント撮影期間中、「人」とは何か。「生きる」とは何か。ずっと考えていました。その答えを出すことに、恐れさえ抱いていました。でも、これは決して他人事ではなく、綺麗事を捨て、僕たちは向き合わねばならない。今はただ、この映画を観てもらいたい。対面して欲しい。そう思っています。○二階堂ふみ コメントこの作品について、ずっと答えを出せずにいます。そして、答えを出すべきではないとも思ってます。命に対して私たちは容易く傍観者になってしまう。しかしこの現実を真っ直ぐ見つめ、私たちの問題として考えたいと思い現場に参加させて頂きました。○オダギリジョー コメント人間は自分勝手で傲慢で、冷酷で残酷な生き物だ。ただ、この作品が描いているのは、そんな人間の温かみであり、思い遣りであり、何ミリかの可能性である。全ての人間に突き刺さる未来への希望だ。(C)2023『月』製作委員会
2023年07月21日宮沢氷魚と小西桜子が共演する『はざまに生きる、春』が5月26日(金)より公開。この度、宮沢さんが演じる“青色の絵”だけを描く画家、屋内透の描画シーンの本編映像とメイキング映像が解禁となった。本作は、現在、出版社で漫画編集者として働く葛里華(かつ・りか)監督による初のオリジナル長編作品。発達障がいの特性を持つ画家・屋内と、出版社に勤務する雑誌編集者・春の恋模様を描いている。今回解禁された本編映像は、屋内(宮沢さん)に「春さん大変です! 今すぐ来てください! 早く!」と電話で呼び出され走って向かう、春(小西さん)のシーンから始まる。春が駆けつけた先には、アパートの壁に青色の絵を描く屋内がいた。突然のことに戸惑う春に、屋内は手を絵の具で染めて無邪気に「この光が綺麗だから、閉じ込めたかった」と、建物に差し込む光を使った絵を完成させていく。人目を気にすることなく、光が差しているこの瞬間に絵を完成させたいと、一心に絵を描く屋内の姿と、その絵を見せるために春を急に呼び出したという事実に、戸惑いながらもどんどん屋内に惹かれていく春の気持ちが伝わるような映像となっている。また、併せてメイキング映像も解禁。本番で描く絵を事前に練習をする宮沢さんは、手に絵の具をつけて描いていくテンポなどを丁寧に確認しており、役への真摯な姿勢がうかがえる。雑誌編集者と取材を受ける画家としての2人の関係が、どんな時間を共有し、どう分かり合っていくのか。その展開が気になる映像となっている。『はざまに生きる、春』は5月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:はざまに生きる、春 2023年5月26日より公開©2022「はざまに生きる、春」製作委員会
2023年05月24日作家・宮沢賢治への無償の愛を貫いた宮沢家の家族愛を描いた『銀河鉄道の父』から、役所広司と菅田将暉が参加した5分ワンカット長回しを行った緊迫のシーンの撮影メイキング映像が解禁となった。この度解禁となったのは、妹・トシ(森七菜)の葬式のシーン。「トシがいなければもう俺は何も書けない」と泣き崩れる賢治(菅田将暉)に、政次郎(役所広司)が「宮沢賢治の一番のファンになる」と賢治に訴える、映画本編で最も印象深い場面のメイキング映像。このシーンはマジックアワーでの火葬撮影だったため、成島出監督からワンテイクでいきたいとオーダーがあり、クレーンとレールに乗った2台のカメラで、日没時の明かり、火葬場の火の照らし具合からその瞬間を狙った一発勝負の撮影となった。「何があっても止めないでください」とスタッフ、キャストに緊張感が広がる中、カメラが回り、ワンカット5分。役所さんと菅田さんも集中力を切らさず熱演。撮影スタッフ、キャスト陣、全スタッフのチームワークにより印象的な1シーンが完成した。なお、本作は海外展開も続々決定している。6月に開催される「トロント日本映画祭2023」では成島監督の特別監督賞受賞が決まり、コンペティション部門でオープニング上映。さらに「第25回上海国際映画祭」での正式招待の決定や、台湾公開も決定している。さらに5月26日(金)kino cinéma立川高島屋S.C.館にて声出しOKのイベント上映「笑おう!泣こう!声出し銀河上映」が開催決定。当日は、来場者にオリジナル手拭いのプレゼントもあり、周囲を気にせずみんなで笑って、みんなで泣こうという企画。上映後は成島監督のトークイベントも予定されている。『銀河鉄道の父』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀河鉄道の父 2023年5月5日より全国にて公開©2022「銀河鉄道の父」製作委員会
2023年05月21日舞台『銀河鉄道の父』が、9月9日(土) から16日(土) に自由劇場で上演されることが決定した。『銀河鉄道の父』は門井慶喜による同名小説が原作で、宮沢賢治にまつわる資料の中から、賢治の父・政次郎について書かれた資料を集めて描かれた作品。37歳の若さで急逝した宮沢賢治の生涯のみならず、その死後も彼の才能を信じ続けた父・政次郎を中心とした究極の家族愛にあふれる内容となっている。なお5月5日(金・祝) には役所広司を主演に迎えた映画版が公開された。舞台版は2020年に初演され、賢治の父・政次郎役で的場浩司が主演を務めた。再演となる今回は主演の的場をはじめ、政次郎の妻で賢治の母・イチ役の大空ゆうひ、政次郎の父・喜助役の田鍋謙一郎が再集結。またふぉ~ゆ~の福田悠太が宮沢賢治役として、そして賢治の永遠のマドンナともいえる妹・トシ役で駒井蓮が出演する。さらに賢治の末の弟で物語の語り手でもある清六役で櫻井圭登、政次郎の姉・ヤギ役でしゅはまはるみ、トシの女学校の恩師・西洞タミノ役で桑田亜紀が名を連ねた。■宮沢政次郎役:的場浩司 コメント(C)門井慶喜/講談社 (C)舞台「銀河鉄道の父」製作委員会この度『銀河鉄道の父』を再演させて頂くことになりました。とても喜ばしく思います。厳しく……厳しく……そして優しい……宮沢賢治の父を演じたいと思います。今回、新たに魅力的なキャストが加わり前回とは違う新たな『銀河鉄道の父』が生まれると思います。楽しみしかありません。最後になりますが、初演時の『銀河鉄道の父』を観劇した娘から長文の感想文を渡されました。長年、芝居をしてきて初めての事です。内容を読み「的場家の父」として、とても嬉しかった事を思い出しました。劇場にて皆様に御目にかかれる日を楽しみにしております。舞台『銀河鉄道の父』御期待下さい。■宮沢賢治役:福田悠太(ふぉ~ゆ~) コメント(C)門井慶喜/講談社 (C)舞台「銀河鉄道の父」製作委員会宮沢賢治役を務めます福田悠太です。自分らしく役にアプローチできたらいいなと考えています。「宮沢賢治役」というのに震えていないといったら嘘になります。僕なりの嘘がない素敵な宮沢賢治になるよう努力します。よろしくお願いします。<公演情報>舞台『銀河鉄道の父』9月9日(土)~9月16日(土) 自由劇場原作:門井慶喜『銀河鉄道の父』(講談社文庫)脚本:詩森ろば演出:青木豪【キャスト】的場浩司福田悠太(ふぉ~ゆ~)櫻井圭登駒井蓮/田鍋謙一郎しゅはまはるみ桑田亜紀大空ゆうひ【チケット情報】全席指定:9,800円(税込)関連リンク公式サイト::
2023年05月11日宮沢氷魚主演の純愛映画『はざまに生きる、春』より、恋の始まりを切り取ったドキドキの本編映像が公開された。宮沢さん演じる発達障がいの特性を持つ画家・屋内と、小西桜子が演じる出版社に勤務する編集者・春の恋模様を描いた本作。仕事も恋もうまくいかない日々を送っていた春は、ある日、取材で「青い絵しか描かない」ことで有名な画家・屋内と出会う。公開された映像は、そんな出会って間もない2人が、一緒に月を見ながら夜ご飯を食べるという、ロマンチックなシーン。残業をしていた春は、急に屋内に誘われ、屋内の自宅で月を見ることに。縁側で横並びになり、月を見ていたが、夜ご飯を食べていないという春に「確認です。ジブリは好きですか?」とラピュタパンを振る舞う。夢中で食べる可愛らしい屋内に、春の気持ちがどんどん揺れ動く様子が感じられる。また、春が連絡してきた理由を聞くと、屋内は「月が欠けていたので、春さんに伝えたいなと思ったんです」と答える。そんな話しながら見つめ合う2人の様子からは、恋の始まりを感じさせる。『はざまに生きる、春』は5月26日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:はざまに生きる、春 2023年5月26日より公開©2022「はざまに生きる、春」製作委員会
2023年05月05日直木賞受賞の同名小説を映画化した『銀河鉄道の父』より、原作者・門井慶喜氏および、宮沢賢治の親族からコメントが到着。宮沢賢治を演じた菅田将暉の演技を絶賛している。役所広司が宮沢賢治の父・政次郎を演じ、菅田将暉が宮沢賢治を、森七菜がその妹を演じる本作。作家・宮沢賢治を深い愛情で支えた家族の物語だ。この度、映画公開を前に、宮沢賢治の作品を広める活動をしている賢治の実弟・清六の孫・宮澤和樹と原作・門井慶喜のコメントが到着し、併せて新規スチールも解禁された。完成した映画を一足早く鑑賞した門井氏は「一観客として泣いちゃいました。三度目に見たときは二度目より泣きました」と語ると、宮澤氏も「伝記や史実としてではなくフィクションとして観ました。しかし賢治さんのユーモア、明るさ、誠実さを堪能し何度も笑い、泣きました」と、本作の物語を堪能した様子。これまで三上博史、松田龍平、鈴木亮平、中村倫也など錚々たる俳優たちが作家・宮沢賢治を演じてきたが、本作で賢治を演じた菅田さんは、家族を振り回すも純粋で必死に自分の生き方を模索し、作家として精細な一面を見せた賢治を見事に再現している。祖父・清六から賢治の人柄や作品世界について話を聴き、誰よりも賢治を熟知している宮澤氏は「賢治さんの一途さ、弱さ、強さを見事に表現していたと感じました。菅田将暉さんの賢治さんへの観察力、想像力には深さをかんじました」と菅田将暉版宮沢賢治に驚嘆。撮影で執筆するシーンでは宮沢賢治が実際に書いた原稿の文字を真似て撮影にも挑んだという。門井氏は「泣くほど感動するけれど、感動だけの話じゃないんです。笑いもあるし希望もある。私たちが家庭で味わうすべてがあります」と語り、宮澤氏は「学校の授業や今までのテレビ番組等でのイメージとは違う賢治さん、それを支えていた家族。どのような才能もそれを支える人や環境が無ければ後世には伝わらない。異質な才能でも評価し、残し、伝える。これは大変な事ですが誰かがやらねばならない。賢治さんの場合それが父であり家族だった。これは実に稀ですが本当に幸福なことです」とコメントし、映画公開の喜びを万感の思いで語った。『銀河鉄道の父』は5月5日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀河鉄道の父 2023年5月5日より全国にて公開©2022「銀河鉄道の父」製作委員会
2023年05月04日俳優の宮沢氷魚が主演を務める、映画『はざまに生きる、春』(5月26日公開)の場面写真が30日、公開された。同作は現在出版社で漫画編集者として働く葛里華監督による初のオリジナル長編作品。発達障害の特性を持つ画家・屋内(宮沢)と、出版社に勤務する編集者・春(小西桜子)の恋模様を描いている。主演の宮沢は、同性愛者であることに葛藤する人物を演じた『his』(20年)で初主演を務め、同作で第12回TAMA映画賞最優秀新進男優賞などを受賞。また今年2月に公開された映画『エゴイスト』ではアジア全域版のアカデミー賞「第16回アジア・フィルム・アワード」で助演男優賞を受賞するなど、繊細でピュアな佇まいとその確かな表現力が賞賛されている。今作で演じるのは”青色の絵”だけを描く画家・屋内透で、感じたことをストレートに表現し、感情を隠せず嘘がつけない「発達障害」の特性を持つ役柄となる。。宮沢は今回の役柄に対し「僕も元々あまり(発達障害に関する)知識がなかったので、1から勉強させてもらいました。たくさんの映画やドキュメンタリーや本、また実際に当事者の方にお会いして(屋内のキャラクターの)ベースを築くことができました」と役作りに対して真摯に語っている。今回公開された場面写真は、春の担当する雑誌の取材を受ける屋内や、手のひらを青色の絵の具で染め生き生きとした表情の屋内、また青色が広がるキャンバスに真剣な面持ちで向かう姿など、天才的な感性を持つ画家である屋内のキャラクターが垣間見える写真となっている。誰もが経験する普遍的な感情に心が動き、“人を好きになる”ことへの希望が溢れる新しい恋愛映画に注目となっている。(C)2022「はざまに生きる、春」製作委員会
2023年05月03日