沖縄の「ゲーツー」で、写真家・新垣誠オススメのオキナワソウルフード巡り
沖縄県沖縄市中央1-27-23 沖縄生まれ、沖縄育ちの筆者も昔はそうだったのだが、沖縄では「タコス」をメキシコ料理でなく、沖縄料理だと本気で思っている人が多い。
そのくらいタコスは庶民の味となり、あらゆる世代に愛されている。
そんな沖縄の数あるタコス屋でも有名なのが、「チャーリー多幸寿」だ。
創業者の勝田さんは、終戦直後から米兵相手のレストランで働いていたが、アメリカ人のタコス好きを見て独立。
タコス専門店を開店した。
ちなみに「チャーリー」とは、米兵からもらったニックネームだそうだ。
今や観光客が店内を埋め尽くすようになったが、昔は米兵や地元の客が圧倒的に多かったという。
最近では、テイクアウトして自宅で食べるという地元民が増えているようだ。
ウチナーンチュこと沖縄県民は、たまに無性にタコスが食べたくなる。
世界中の食のエッセンスを貪欲に取り入れて、沖縄料理としてしまうこの土地の人々。
やはりメキシコ料理のタコスも、既にオキナワ・ソウルフードに変化しているようだ。
●information 「チャーリー多幸寿」
沖縄県沖縄市中央4-11-5 【拡大画像を含む完全版はこちら】