2012年9月27日 10:09
少額でも始められる不動産投資「REIT」ってなに?
最近、不動産への投資が注目を集めています。
書店には「不動産投資」「サラリーマン大家さん」といった本がたくさん並んでいるし、セミナーなども数多く開かれているようです。
たしかに、不動産に投資してそこから賃貸料が毎月入ってくるようにすれば、経済的なゆとりが生まれますよね。
でも、実際に不動産を買うとなると、ワンルームマンション1室でも数百万円から1000万円以上のお金が必要。
買ったとしても、空室リスクが常にあるうえ、物件の管理や税金の手続きなどの手間がかかります。
だからといって、不動産投資をあきらめることはありません。
実物を買わずに投資する方法があるのです。
それが不動産投資信託(Real Estate Investment Trust)、略してREIT(リート)です。
REITというのは、多くの投資家から資金を集めてファンドを作り、複数の不動産を購入してテナントに賃貸し、得られた賃貸料収入をファンドに出資した投資家に分配金として支払うという仕組みです。
つまり投資家は、REITを買うことによって、間接的に不動産に投資することになるわけです。
各ファンドが購入するのは、オフィスビルやマンション、ショッピングセンターなどの商業施設、ホテルなど。