2012年10月21日 20:36
昭和の残像 鉄道懐古写真 (64) キハ35系にキハ10系も! 国鉄形気動車が元気だった頃
ところで、関東近郊の非電化路線で活躍したキハ35系にとって、「相棒」と呼ぶべき車両が存在していました。
キハ10系(キハ17系)気動車です。
キハ10系は、両運転台のキハ10形(トイレなし)・キハ11形(トイレ付き)、片運転台のキハ16形(トイレなし)・キハ17形(トイレ付き)を中心とした2ドアクロスシート車で、1953(昭和28)年から製造され、一族の総数約720両と国鉄を代表する気動車でした。
キハ10系は全国各地で見ることができましたが、筆者の撮影当時、相模線や八高線ではキハ35系と連結され、2~3両編成で活躍していました。
ちなみに、この記事を書きながら、キハ10系のクロスシートに肘掛けがなかったことを思い出しました。
他の気動車より車体断面が小さいこともあって、どことなく貧相に見えた車内。
一歩足を踏み入れると、関東近郊の路線ではなく、どこかの地方のローカル線に乗っているような錯覚に陥ったものです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
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