そしてもう1つ、フエにおいてFUDAと人気を二分しているのが「FESTIVAL」ビール。
実はFUDAと同じ会社のビールだそうだが、FUDAに比べると看板の数は少ない。
また、FUDAビールは缶のみだが、FESTIVALはビンのみの展開で、どちらも「デンマークの製法で作られた」ことが売りである。
次はかなり北上して、フォンニャ鍾乳洞へ。
そのあたりのレストランでは地ビールは「BIA HANOI」のみの扱いだ。
名前からわかるとおり、ハノイのビールである。
全土にわたり、333はだいたいどの店でも取り扱っているし、タイガービールやハイネケンといった輸入ビールもメニューに載っていることが多い。
だが、地元の人にはやはり地ビールが人気だそう。
地ビールは値段が安いうえに輸入ビール(といってもベトナムに工場があるそうだが)と比べてサイズが大きいことも選ばれる理由のひとつかもしれない。
肝心の味だが、ベトナムのビールは総じてライトな味わい。
東南アジアではよくあることだが、ベトナムでもビールに氷を入れて飲むのが一般的。
そのせいで薄まることもあるが、しかしちょっと甘みの強いBiere LARUEやBIA HANOIは氷を入れたほうがおいしいと感じるし、のどごしがスムースになるような気もする。