福岡の焼鳥店で、頼みもしないのにでキャベツが出てくる理由
となると食も進み、ビールもおいしくなるし、まさにいいことづくめというわけだ。
そうした背景もあって、キャベツ人気は一気に広まり、その過程で、種類も豊富な今日の福岡・博多焼き鳥スタイルができ上がっていった。
ところで、今年で創業48年を迎える信秀本店には外国からのお客も多い。
最近は特に韓国からのお客が増えているという。
それには、安岡さんのもとで修業した韓国人スタッフが、釜山やソウルで博多式の焼き鳥店を開業して人気を呼んでいることが関係しているようだ。
なんと、安岡さんは韓国の地元メディアに大きく取り上げられ、韓国ではちょっとした有名人になっているというのだ。
有名人のお店を訪ねたいと思うのは万国共通。
もちろん、海を越えてもキャベツは大好評。
というわけで、福岡の焼き鳥はいつの間にか世界にも羽ばたいていたのだった。
● Information 天下の焼き鳥信秀本店 福岡市博多区下川端町8-8 【拡大画像を含む完全版はこちら】