2012年10月11日 11:43
北海道・十勝発、バナナなし「バナナ饅頭」は焼きたてを食うべし!
という。
ちなみに、そう話してくれた彼女は今年80歳。
まだまだ食糧事情も悪く、お菓子がぜいたく品だった子ども時代を過ごしたであろうことは想像に難くない。
その知人によると、タイミングよく焼きたてを購入できたときの喜びはひとしおだったらしい。
半生菓子のバナナ饅頭は毎日店頭で焼かれるため、たまたま焼きたてのバナナ饅頭に出合った日には、心までほくほく温かくなったという。
米倉屋は現在、米倉商店に社名を変更している。
創業当時と同じ池田町で「レストランよねくら」を経営しており、ステーキ丼やビーフカレーなどの料理を提供している。
そのレストランの裏手にあるのが、バナナ饅頭の工場だ。
焼きたてのバナナ饅頭を購入できるのはここだけ。
毎日午前8~12時に焼き上がるが、時間は定まっていない。
正午少し前ぐらいの時間に行ってみると、焼きたてに遭遇しやすいかもしれない。とはいえ、現在も焼きたてのバナナ饅頭を入手するのはなかなか困難なようだ。
バナナ饅頭は十勝全域で購入できる。
十勝以外では、札幌駅構内の「どさんこプラザ」で購入できるが、こちらは毎日在庫確保してはいないのでご注意を。