くらし情報『食品表示に気をつけろ! (2) 「糖類ゼロ」と「糖質ゼロ」の違いって?』

2012年11月7日 16:33

食品表示に気をつけろ! (2) 「糖類ゼロ」と「糖質ゼロ」の違いって?

食品表示に気をつけろ! (2) 「糖類ゼロ」と「糖質ゼロ」の違いって?
世間で何かと話題の「ゼロ」飲料。

今回は糖分の表示を取り上げます。

コンビニをサッと眺めただけでも上の写真のような商品が売られてます。

コーヒーと発泡酒ということで商品の種類は違いますが、大きく表示されているのが「糖類ゼロ」と「糖質ゼロ」。

似通った表現ということで、「一体どこが違うの?」という疑問は当然かと思います。

ただ、そこを言葉だけで説明しようとすると分かりにくいので、図にしてみました。

要するに、
・糖類というのは糖質の一部である
・世間の多くが糖分としてイメージするであろう砂糖は糖類に分類される
ということですね。

さらに、健康増進法に基づく栄養表示基準により、糖質・糖類ともに「100mlあたり0.5g未満であればゼロ表示」が可能、という点を指摘しておきたいと思います。


さて、ここまでなら普通の説明ですが、上記3つのポイントを頭に入れて原材料表示を見ると面白い事実が見えてきます。

・糖類の使用を避け甘味料を用いることで「糖類ゼロ」表示
・糖アルコールや甘味料を使わず、ゼロ表示への基準値(100mlあたり0.5g)内で糖類を使用することで「糖質ゼロ」表示
がされていることにお気づきでしょうか?写真は「糖類ゼロ」

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