2012年11月5日 19:38
昭和の残像 鉄道懐古写真 (65) 「ナンバー・ロクゴー・アルバム」
当連載も第65回となりました。
そこで今回、「65」が付く車両の写真を集めてみました。
題して、「ナンバー・ロクゴー・アルバム」。
まずはなんといっても「EF65」です。
現在でも、おもに貨物列車牽引に活躍するEF65。
1965(昭和40)年から製造が開始され、国鉄電気機関車史上最多となる308両が製造された、平坦線区向けの機関車です。
このため、当時の首都圏各線で、0番台一般型貨物用、500番台旅客用・貨物用、1000番台客貨両用の全4タイプを見ることができました。
2012年現在、定期運用につくEF65は、JR貨物新鶴見機関区に集中配置された約50両の1000番台PF形のみ。
最近では、2000番台への改番、1000番台若番機の休車など、その動向から目が離せない状況になっています。
「ナンバー・ロクゴー」続きましては「キハ65」。
1969(昭和44)年から1972年にかけて、約100両が製造された急行形気動車です。
特徴は、走行用500馬力の大出力エンジン1基を搭載したことで、180馬力エンジンを2基搭載したキハ58をはるかに上回るハイパワーを発揮したこと。