兵庫県神戸のサブカルのメッカ・新長田には、実物大の鉄人28号がいる!
その要として『鉄人28号』を選んだのは、横山光輝先生が神戸出身だったからです」と説明。
そうした理由から新長田では、鉄人28号のみならず、同じ横山作品である『三国志』をモチーフにした町おこしも進められている。
神戸出身で今や世界的にもその作品が知られている横山先生の存在は、市民に多くの勇気を与えているに違いない。
新長田の南側には歴史ある老舗が集まった商店街がある。
「鉄人28号」が注目を集めたことで、これをキーアイテムとして様々なメニューやグッズが開発されている。
例えば周辺の街灯は、鉄人の頭部を模した作りになっている。
さらに、町中には『三国志』に出てくる劉備(りゅうび)や孔明(こうめい)などの等身大の石像が9体設置されている。
のみならず、商店街のアーケードには『三国志』に登場する武将イラストをプリントした、「三国志武将バナー」(電柱に掲げられた旗)が128枚もたなびいているのだ。
現在、同商店街内には、三国志演義をテーマとした「三国志ジオラマ館」「三国志体験館」「三国志交流館」「三国志庭園」の4施設から構成された複合型のミュージアムも設けられている。
中でも、「三国志ジオラマ館」