要介護5の家族がいる人、75%が「仕事や住まい方を変えた」 -朝日生命調査
人は53.2%、「住まい方を変えた」人は29.4%だった。
「変えたことはない」と答えた人は25.4%にとどまった。
変更点を具体的に聞いたところ、仕事面では「働く時間を短くした」「仕事を辞めた」が、住まい面では「介護が必要な人を自分の家に呼び寄せた」「週の何日かを介護が必要な人の家で過ごすことにした」がそれぞれ上位となった。
「公的介護保険申請から生活が落ち着くまでにどのくらいの期間を要したか」との問いには、「1年以上」が17.2%、「まだ落ち着いていない」が14.6%だった。
1年内に落ち着いたと答えた人を分析すると、全体の約60.4%が「6カ月以内に落ち着いた」と答えた。
「介護をするための費用は、だれがどの程度負担しているか」と聞いたところ、毎月の介護費用平均は7万8,548円。
そのうち介護される人本人の負担は4万7,426円、介護する家族の負担は3万1,123円だった。
「要介護5」に限ると、介護費用の月額は10万6,390円、家族の負担は4万6,220円となった。
同アンケートではこの他にも「介護にあたり感じたこと」「介護の負担」「介護への満足度と秘訣」「自身の介護予防や将来の備えについて」